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仕事のハナシ

2012.02.07

木の手入れと、古び。

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IMG_4535.jpg
お客様に家具を納品すると、メンテナンスはどうしたら良いのですか、と聞かれる事が多い。
「から拭きして、汚れがおちなければ固くしぼった水拭きをしてください。」
「頃合いを見計らって、家具用のオイルもしくは、オリーブオイルなどで拭いてください。」
とお伝えしてる。

頃合い、ってところがすこし解りにくいくらいで
自分で書いていても、簡単すぎて拍子ぬけしてしまいます。
ちなみに...メンテナンスというとなんか言葉がしっくりこなくて
僕としては、是非「手入れ」という言葉で説明したい。

木という素材は作り立ては真新しいけど
そこに普段のお手入れがあって、どんどん美しく輝いていく。
使う人の「手」が関わる事で成長するのだからすばらしい、と思います。


日産が傷を回復するiPhoneケースをつくったらしいが
買った時より、美しくなるのかな。
>http://jp.techcrunch.com/archives/20120117nissan-scratch-shield/
以前僕がつかっていた携帯電話は
ステンレス製で、つかっているうちに塗装がはげてきたんだけど
素材の本物感(どこからどこまでが本物なんだろうか)があってそれが好きだったなあ。
使っているデジタルカメラもすこし傷があって、それがなんだか
味わいがあるんだけど(ボディはマグネシウム合金)、そこにも本物感を感じる...。

さてさて、難しい問題はおいておいて
木のお手入れ。
いま、家では蜜蝋ワックスでの手入れを試しています。
オレンジ由来の溶剤がはいっているので
汚れが浮き出て、それを拭き取る感じ。
蜜蝋も程よく柔らかいので冬でも使いやすいです。

ある程度の汚れや水分をはじく効果はあるのと
やっぱり天然成分なので使っていて安心。
ベタベタするし、匂いも独特だけれど
もちろん水性ラッカーのように木を保護はできないけれど
いま、「これがよい」と判断できる気もするし
「これでよい」というのも大事な気がする。

もっと便利に、もっと高度にと求め続けることも良いかもしれないけれど
時々、これで良い、ととどまることもまた、大切な気がするのです。






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