2008.11.10
これからの和_伝統と若者たちの仕事_フォレストコーポレーション
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「伊那で」11月1日
工房で修業した若者たちの仕事を見に、
深まり行く秋の中央道をドライブ。
周辺は収穫の喜びに満ちていた
「縁側現代版」
伊那IC近く、信州の街づくり家づくりを目標にお仕事をされているフォレストコーポレーションの住宅展示場にお邪魔し日本の伝統を再認識する
ご隠居さんがひなたぼっこをしながら縁側に腰掛け、道行く人にお茶しない?なんて景色を連想して思わずほほがゆるんだが、松本の茶補、伊勢の園と同じ発想でうれしい
炭火にしつらえた鉄瓶から湯気が立ったりすれば、このうえなく暖かな空間になるが、フォレストコーポレーションはガラスで囲った半野外の空間をつくった。
土足でお隣さんが立ち寄ったりしてくれたら幸せだが、孫が炭火の暖かさを経験しながら爺さんの炭の扱いを見ている日本の風景はついこの間まで東京にもあたりまえだった。炭の番は年寄りにしか出来ない芸当で家庭教育でもある。
縁側には縁の下というおまけがあり、昔は地震に備え練炭や炭が備蓄してあった。これは歴史が教えてくれた知恵で現代にも通用する伝統だろう
雪見障子を上げると、室内がはっとするような違った空間に早変わりした
茶室のような小宇宙を連想したが、カーテンには出来ない和紙のなし得る技である
建具の引き手は「ちりおとし」と呼ばれるが、埃がおちる機能が美しい曲線となっていて、清潔で繊細な日本人が、細かいところにも気を配って育てたステキデザイン
ベッドとソファは魅力だが、バタンと寝転がると青畳のかおりが漂い、自然を尊んできた日本の民族性を感じる
消滅してしまった日本の伝統、床の間の精神性も現代の住宅に取り入れたいと、若者の作った家具は台ではなくて床の間である
解ってきたな、、と僕は嬉しく、ベッドルームの壁には、M4新作品漆タイルの壁掛けがかかっていて、絵画と違った新しい魅力と未来を感じる。
住宅展示場での建物は、こぞって外見に個性を見いだそうとしているのだが、美しい日本の伝統街並をみると決してはそうではなかったようだ。個性的な人の生きざまが作る内部空間は?この街並み作りはそのことへの問いかけのような気がしている
深見昌記君、石川真帆さん、大変だったね、お疲れさまでした
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フォレストコーポレーション 小澤様
このたびのご縁を有り難く感謝致します
日本の暮らしの本質をとらえた、未来の和の家造りに感心致しました
お目にかかるのを楽しみにしています

