2009.06.11
道具の愉しみ・指南帳_治具_直角切りボックス
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前田純一様
メール有難う御座います!ご心配頂き有難う御座います!
T字ガイドを使い切り出しました!
最初に使う辺を基準にして回転させ、なるべく基準辺を変えないように切り出しましたが少々狂いがありますが!訂正できる範囲に収まっております!
質問=1.鉋の台の厚みですが2cm以上では良くありませんでしょうか?
3.5cmの切れ端が出来持ってみると感じが良くこの位厚いと作
業がしやすいように感じたので質問してみました!
鉋の刃の長さは5cm有ります!
質問=2.切り出した材をこの段階で寸法通りに仕上げてから、刃入れの部
分を作り掛かるのでしょうか?初歩的な質問で申し訳御座いませ
んが御指南お願いいたします!
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S様
慣れない方が丸鋸などの機械を使って小さなものを切ると指をちょんぎったり、ロクなことはありませんので心配していました。
豆鉋の台の厚みは2cmから2.5cmぐらいが使いやすいのですが、初めに厚みを決めておかないと穴掘りが大変で、巾と長さも出来るだけ正確に出してスミつけの基準にしないとのちのちに響きます
欅や樫などの堅木の木口を削って仕上げるのはとても大変ですから、いまのところ鋸でできるだけ正確に切るに留め、後にもう一つ鉋が出来た時に仕上げましょう(笑)。鉋を作るために鉋がいるのですから楽しみは無限ですね
小さいものを正確に切り出す時にはこのような治具を作ってお使いになるといいと思います。とても便利で、僕は出張先でも使ったりしていますので参考になさってください
手仕事は遅いと思いがちですが、ややこしい機械であーだこーだとやっているより断然早い。大切な道具を一つだけ作る時のモーターの音からの解放は功利から合理への転換、もの作りの原点かもしかもしれません

「直角切り治具」
[作り方]
お持ちの鋸の巾に合わせて写真を参考に巾と深さを決め、ホームセンターで15ミリか18ミリのシナベニヤをきってもらってください
一緒に6ミリか9ミリの三角の定規を2枚か4枚切ってもらってください、これは後で留め定規として使えますので保管しておいてください
ボンドで接着して作ります。その際高さ調整板をはめてGクランプで固定して平行を出しますが、ぴったりでは後で使うときに入りませんので古葉書一枚を挟みます。Gクランプは長さの違うものを4個ぐらい用意しておくとのちのち便利です。
接着剤はいろいろありますが、はみでた余分を洗い流せる水性ボンドを使います。コニシからは環境配慮型が出ています
◯急ぐ場合はクランプで固定したまま電動ドリルを使ってねじ止めしますが、ネジの頭の裏にサラを揉むギザギザのついているものを使うとサラモミの手間が省けます
さて組立が終わったら鋸のガイド溝を作りますが、直角はこの溝次第なので三角の定規を直角をだしながら豆クランプなどで固定し、三角定規に鋸を沿わして慎重に切ってください
三角定規を四枚用意し、両側に固定しておくともっと正確かとおもいます

「材料を切っているところ」
細い棒などを切るときには高さ調整板を本体にはめます
また一定の長さに何本も切るときにはアタリになる木片を固定します
特に小鉋の台のような堅木を切るときには、Gクランプで材料、治具本体、作業台を二カ所、まとめてしっかりと固定するのがコツです
何度も切るうちにどうしてもガイドの溝が広がってしまいますので、新しい場所にガイドを作り直して下さい。またこの写真は胴突き鋸用ですが、両刃鋸の縦挽きと横挽きにガイドを二本作って使い分けます
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報告=1.豆鉋用・鑿=長さ150mm・厚さ3mm・幅3mm・7mm・15mm・
20mmの四種類!バーナーが手に入り次第焼き入れて造ろうと
考えております!
鋸用の鑢も目立屋から貰いましたので<焼き戻して造ろうと思い
ます(この時の目立ては前田さんはナニをお使いになって目立て
ましたか、鋸目立て用の鑢ですか!)
S様
鑢材で作った溝鋸の刃は100mmのディスクグラインダーで1mmぐらいの薄いダイヤモンドディスクを使って鋸目を作りますが、超硬刃物も削れますのでステライト材の帯鋸刃や丸鋸刃など大型機械の刃の目立てやトリマーやドリル刃の研磨などにも僕は使います。
ディスクグラインダーは最近さまざまな先端工具が出そろい、金属の削りからバフがけまで大変ありがたい道具ですからぜひお使いになるといいとおもいます
安いものも出ていますが壊れやすく修理の出来ないものもあるので日立、マキタ、ボッシュなど、定価1万円前後のものをお買いになって下さい

