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指物師の道具箱1_鉋 小鉋 豆鉋

2009.06.16

指南帳_鉋_豆平鉋の制作_鑢から作る溝鋸の制作_其の一

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小鉋_豆平鉋.jpg



封筒.gif
鑢から作る刃物は火を使った工程_「焼きなまし・焼き入れ・焼き戻し」が必要ですが、僕の使っている溝鋸は父のやるのを見よう見まねで作ったものです
この工程がうまくいかない刃物は、切れないか折れてしまうかどちらかで使い物にならない

坂本さんはお父上が日立の金属工をやっていらした。それでこの際いろいろ実験してこれからの木工を目指す方の参考データを作ろうと、60過ぎ工作少年が興奮してあれこれやっているわけです

これは炎の色と金属の変化する色で温度を知る勘仕事で難しく、それ故大変面白い
ですからどこにも売っていない一生道具となっていて、小さな鋸は僕にとっては宝物なのです


返信.gif

前田純一様


今日一日掛けて溝掘りようの鋸を作りました!まだ刃は付けておりませんがもう一度確り焼き戻してから刃をつけようと考えております!

ディスクグラインダーと鑢で形を造りましたので最後は大粗砥で平面を出すように致します!

アドバイスお願いいたします


報告=1.豆鉋用・鑿=長さ150mm・厚さ3mm・幅3mm・7mm・15mm・ 20mmの四種類!バーナーが手に入り次第焼き入れて造ろうと

考えております!

鋸用の鑢も目立屋から貰いましたので<焼き戻して造ろうと思います(この時の目立ては前田さんはナニをお使いになって目立てましたか、鋸目立て用の鑢ですか!)



押し溝切り鋸1986年製_.jpg


返信.gif

坂本様


実際に押溝を掘っていくと曲がりますので、正規のラインに修正します

ところがこの鑢鋸はあさりをつけませんので曲がれません

それで刃の厚みを背方向で薄くしてに断面テーパーに研ぎます

マイナス0.2mmぐらいでしょうか? メケンで結構ですがテーパーが強いほどよく曲がります(糸鋸やジグソーの刃でも応用しています)


普通の砥石は減ることが欠点で(また長所なのですが)出来上がりが曲面状になってしまいますから、平面を保ってくれるダイヤモンド砥石を使うと簡単です。番手は120番から240番の荒いもので、そのあとキング1000番あたりで仕上げればよい

ダイヤモンド砥石は超硬面取りトリマービットでもなんなく研げますので揃えておくことをお勧めします


以下鋸身厚を作るときのポイントです

ポイント1 鑢身は先端部で薄くなっていますので厚みが一定の部分まで切って使う

ポイント2 峰を薄くテーパーに研ぐこと、テーパー強さによって曲率が変わります



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