home > blog > 前田純一 blog > 指物師の道具箱1_鉋 小鉋 豆鉋 > 指南帳_木工

指物師の道具箱1_鉋 小鉋 豆鉋 / 指南帳_木工

2009.06.23

指南帳_鉋_豆平鉋の制作_鑢から作る溝鋸の制作_其の五

(0)  (0)

090623_炎01.jpg
「朝日・朝餉」2009年初春

・・・・・・・・・・・・・・・・・・


封筒.gif

前田純一様


何時も良く読んで頂き感謝いたしております!

彫金用の耐熱ボード(商品名=耐熱ボードセルストーン・・問屋なので会社・正式名称・含物質・などは不明)単価=735円(200×250)

扱う物が小さいのでこの方が効率が良いと考えました!

レンガの上に置き1写真のように蓋をすればヨリ熱効率が良い筈です!結果はやってみないと判りませんが思惑道理に行けば由と楽しみにしております!

鉄の色はカナリ正確に記録できると思いますので(色が・ダンボールのカバーをすることで安定すると思います)

初めの焼入れは五種類致します!


1.カナリ赤くして!多分オレンジ色に成るのではないでしょうか!割れる可可

  能性がカナリ高いと思えます!

2.オレンジより赤味を感じる赤に焼きたいと思います!此れも割れる可能性

  が多いと思います!

3.赤くほんの少しクロを感じるくらいに焼きたいと思います!この辺でも割れ

  る可能性はあると思います!

4.赤黒い感じに焼きたいと思います!この辺が一つの基準に成るのではと

  判断しております!

5.黒を多く感じる赤に焼いてみようと思います!多分!4と5の中間辺りが鉄

  の種類によって選択されるのではないかと考えています!

6.余り赤を感じない範囲に焼きたいと思います!強い焼入れではないです

  が!刃物をヒネッテ使う刃物の様な刃には良いのではないかと追加しまし 

  た!

?・あくまでも当てず法です結果を判断して下さいお願いいたします!



*酒井さんと今日会いまして彼の研究熱心なのには驚きました!色々と話を  

  している間に!彼の実家が空き家なのだそうです、正式では無いのですが 

  借りて見ようと考えております!

  彼のやっている「漆かき」を是非経験したいのと!漆の実で蝋燭を作り「縄

  文時代」竪穴住居はロマンチックだったと皆さんに知って頂きたいのです!

*彼に裏だし玄翁を「前田師匠」の所に届けてもらうようにしました!見て感

  想をお願いいたします!


今日は、浦和の神田・天米(てんよね)と言う天麩羅屋で昼食を取りました!天麩羅も然る事ながら!糠漬けの美味かった事!糠床何年物ですかと聞きましたら四十年!脱帽でした!!!!!

ワインの上等どころでは在りません!人間の丹精込めた作品!飛び込みでこんなステキな糠漬けに逢えるなんて!幸せ者です(キュウリ・大根・ニンジン)

T=0488221011(機会がありましたら寄ってみてください)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

090623_炎02.jpg
坂本様

素晴らしい段取りですね

三城は一日雨降りで乾き気味の畑が息をついています
炉の写真をありがとうございました
小さくて扱いやすそうです

実は僕がやった焼き入れは炉なしでいい加減にやったものなので興味 津々です
素材はなんですか?きれいな白色をしていますね
これからガスをどのようにあてるのか想像して楽しんでします

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現代生活のなにがおかしいかというと、感動が伴っていない
温度を推し量るということにはこころが伴います、美味しいものを食べさせたい、とかいいものを作りたいとか、、街は加工食材ばかりになってしまったからものの命が解らず可哀想、勿体ないといった感情が育たない、まして俎板にのせられた樹のこころがわかるはずがございません。
鉄が熱せられてあついあつい、素材がもがいた色がオレンジから赤に、もうしこし黒みがかったなどと観察した人の心の動きがいい仕事には大切なんで、どうしたってデジタル温度計では駄目で、樹でもなんでもどんどん自動加工機に載せるなんてのも、とんでもないことです

温度をみるのにダンボールで囲って暗くするということですが、そもそも現代の住空間は明るすぎますナ。火の色が見えないから「感じ」がないし情緒が育たないから思いを馳せるといったことがわからない。(その割には温度差なんていっておりますが、あれはあこがれでしょうネ・笑)

そもそも電気製品の火傷もできない設計は余計なお世話というもんで、子供は火傷して成長するもんでしょうが、、くれぐれもダンボールに火がつかぬよう気をつけてください
しかしうちのお弟子さんはたいしたもんですヨ。薪でご飯をたいて鰹節を削って出汁をとり味噌を摺り糠味噌をかきまぜます

カナリ、とか、いい加減、とか、いい按配、なんて死語となりつつありますが、ろうそくの明かりなんてのは不便の豊か、暗がりの女房はいいもんでこころが通いますが、家の中はなんでもかんでも電気こうこうと照らせばいいってもんじゃありません。
余談ですが写真は明け方じっと待っていて早起き鳥が騒さえずりだすころ、薄明るくなってきて今だっっ、て時にいいのが撮れます。次は夕餉どき、お味噌の香りが漂う写真になりますが、暗いと明るいの中間、薄暗い・薄明るいを愛でた感覚は、ものごとをはっきり断定しないアナログJAPANで、正しい悪いの他に、正しくない、悪くないと奧ゆかしく表現しました。いずれにしてもそもそも善し悪しなんてことは永遠にわかりませんナ。
しかしこの頃のデジカメは高感度でも画像が荒れない、中間要素もとても豊か滑らかでお気に入りです。(ナンダ・・汗)

酒井さんとのご縁もうれしいですね、漆かきはおもしろいですよ、樹が痛がって樹液で傷を守ろうとしている。もし塩尻にくることになったら酒井さんもいっしょにいろいろ焼きをいれましょう。かぶれがこわいですが、ステロイド剤なんかより沢蟹をすりつぶしたものがいいですよ


090623_点前椅子.jpg
「想い・点前椅子」2009年


Name :

Email Address :

URL :

Remember personal info?

Comments :

  

Trackback URL for this entry.

「 指物師の道具箱1_鉋 小鉋 豆鉋」の一覧へ戻る / 「指南帳_木工」の一覧へ戻る


PAGE TOP