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2009.08.13

音の書斎_ミュージックデスク_其の三

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「取り付ける素材によって変化する音の視聴テスト」 2009年6月

今回の試作に使用する振動ユニット「ヴァイブロトランスデューサーVt-7」を、ローパスフィルター(低音だけを通すフィルター)を経由して、以下8種の素材に取り付けて視聴しました  

1_杉板厚み3cmと1.5cm
2_からまつ板厚み3cmと1.5cm
3_楢板厚み3cmと1.5cm
4_コンパネ厚み1.2cm
5_アルミ板厚み4ミリ

【注】大きさはいずれも30cm x 60cm

接続する部品名などは電気の学問のようですが、半田付けが出来れば難しいことはありません。僕は電気音痴なのでコイズミ無線おすすめの部品を使用し、接続する端子によって音の調整範囲が三つあるので実際に音を聞きながら最良を選ぶことにしました


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「お店ですすめてくれたコイルとコンデンサー」

左の三つの半田付け用端子で周波数の特性を変えます

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090814.jpg「分岐プラグ」

インターネットで入手しました
音量調整を経たRCA出力を二つのアンプ入力へ分岐します

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「使用したアンプ_BOSE_1705後面」


二十年以上使っていて現在もマイナーチェンジして販売されています
低音特性を自社スピーカー用と一般用に変えることが出来るスイッチがついるので OTHERSにします
直流3Vか6Vを選べる
親切な出力があって、ダイオードランプなどテーブル上の照明に楽しく利用できます
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デスクのカラ松材の貫に、アルミ板に固定したVt-7と部品をとりつけて超低音を再生します

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1_杉材厚み3cmの場合、振動は伝わるのですが音が沈んだ感じです
厚み1.5cmでは明確になりますが、音と言う感じで音楽性が不足しているような気がします

2_カラ松材厚み3cmと1.5cm
ともに音にコントラストが感じられて、松材が古くからヴァイオリンの表材に使われてきたのが納得できました。しっとりとした重みのある響きですが、ややこもった感じで現代的なスピード感が不足しているように感じます

3_楢材厚み3cmと1.5cm
共に入力に対して反応が悪くヴォリュームがあがらないのは質量が高いせいかと思います
広葉樹の堅木は音の伝導性があるはずなのですが、音が部分的で広がりがなく意外な感じがしました

4_コンパネ厚み1.2cm
よく音は出るし、反応が早いのですが木材というよりも合板は内部まで接着剤が滲透したプラスティックといった素材の特質でしょう
音に安っぽい感じがするのは加えて12ミリという薄さからと思います

5_アルミ材厚み4ミリ
五種中のなかでもっとも反応がよく明快です。重低音というよりは、スティールドラムのような軽い感じを受けました

いずれもアンプ一台でのテスト、中高音ユニットとのバランスと、低音のみのテストも合わせてした結果です


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「視聴風景」2009年7月


09081302.jpg「振動ユニットを取り付けたカラ松の貫部分」

マンションのエレベーターに乗ることも今回の試作の条件でした
この貫は左右の鉄製脚ユニットとつなげて構造を安定します
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可能性のある 2 と 3 をベースにさまざまな方法で視聴し、ユニットを取り付けた3ミリのアルミ材をクッション性のあるスペーサーを介してカラ松材に取り付け、金属の音の明瞭感と木の暖かい重量感がミックスしたスピード感のある現代的な音がようやくでてきました
視聴中、ビビリ音がでたため材料の間にコルクをはさんでコルクの厚みが三分の二程度までつぶれるくらいしっかりと固定し直し、メリハリと量感のある落ち着いた音となりようやく合格、コイズミ無線のアドバイスにしたがいユニット取り付けはネジで止めずに両面テープを重ねて固定しましたが、クッション性がトゲトゲしないまろやかさに貢献しているようです。
長年の貴重な経験は秋葉原の専門店ならではと感謝感謝!!
デスクトップユニットも含め、自然素材と工業素材が協力して生み出す音楽も、偶然に家具の思想と同じとなって興味深い結果となりました

etc・・
コンデンサーは絶縁をかねてエポキシ接着剤でアルミ板にしっかりと固定、そのほかねじ等のしめつけが甘いとビビり音がでます
この視聴ではデスクトップのフルレンジユニットはフィルターをつけずに全域を鳴らしています


人間の耳に聞こえる音は低音の50ヘルツから高音の2万ヘルツの間といわれています。50ヘルツ以下の周波数域の振動を音として体感する効果は、テストマイクで録音した音の波形をグラフでみるという今までの数値には表れないかも知れませんが、音楽がデスクを心地よく響かせ、小さいスピーカーにありがちな乾いた音の感じをしっとりと豊かにいろどり心に響いて、音楽の振動が精神をリラックスする効果を持っているという説明を実感しました
また接続端子は真ん中を使いました。工房で視聴した部屋は板張りの床ですがマンション暮らしの娘達とって、接続を変えて微妙に変化する音楽はこれからの楽しみとなることでしょう




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クリップ.jpg今後時間をかけて低音域を減衰するコンデンサーを追加したり、変えてみたりするのも工作好きには楽しみな時間となりそうです


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