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指物師の道具箱4_あて台 あてどめ 木口台

2009.08.24

木口台・留台(こぐちだい・とめだい)

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木口台は頻繁に使う直角と45度二種の三台がセットになっていて、直角のものを木口台、45度のものを留台と呼び大きさは作るものにより自由です。
手鉋と鑿を使う微妙な角度調整や木口の仕上げに不可欠な道具で、使いこなしには慣れが必要ですが指物師はマスターが不可欠です


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大きさは特に決められているわけではなく自分の使いやすい大きさで製作しますが、ひんぱんに使い分けるため、片手で動かせるように台部を軽い針葉樹、傷みやすい棒部分に広葉樹を使うといいようです


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留台A

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留台B

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留台の場合は台部の伸縮によって微妙に角度が狂いますので、木目が直交するように針葉樹三枚を貼り合わせた台部をすすめていますが、接着(練り付け)に水性ボンドを使うと木が伸縮するのでウレタン樹脂接着剤がよいようです。(エポキシ樹脂は刃を痛めます)
ほぞ組接着をしない板と棒の分解構造は、木が動いたり傷んだ際、取り外して再調整しやくいためです

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直角と留め(45度)を削る以外に以下のような使い方をします

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左上・際鉋を併用してほぞのどうつき部の微調整
右下・長さ決め・きがねを併用して部材の平均長さを出したり、あたり(ストッパー)を固定して多数の部材の長さを決めたりします

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「直角と寸法の微調整」

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胴付鋸、鑿を使う、胴付部分の仕口の細工

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「あてぎを併用する角度の微調整」

【注】木工の仕事に役立てる以外の無断転載をご遠慮下さい

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