2009.10.13
指物師の道具箱_寸法録_小鉋_豆平鉋三種
(0) (0)
「豆平鉋・基本形」
最初に作る刃巾1寸強一枚刃の豆鉋基本形を含めて三種ある豆平鉋です
1と2は逆目が止まる仕込み角、3はねかせ刃で、逆目のない横削りや木口削りなど切れ味を優先する削りに使います。鉋身(刃)、1.3はハイス鋼、2はSKH鋼・ポータブルプレーナの刃で作ったものです
板は真っ平らに削るばかりでなく、箱の底はクルクルと回らないように凹面にすくのが上物の作法とされています
そのため鉋下端はすき加減に合わせて凸面に作り、その度合いにより豆平三種を使い分けます

彫り込みが刃口に向かいテーパー状に拡げてあるのは有効削り巾を最大にするために贅肉を取りさった必然の美しい形で、美しい作品は美しい道具から生まれるものだと僕は思っています

