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2014.02.13

キャスターと折りたたみ棚のついたツールワゴン

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鉋鑿など仕立て方、中古マックの選び方やソフトウエアのインストール、自然のなかで暮らす心構えなど弟子が入ると僕は忙しい。それらが一段落しそうなので各自のツールワゴンを制作させた

補助作業台とも呼ばれているもので、さしがねや鉋、小刀など、手工具や小口台などの収納と作業台を兼ねるものである。折りたたみ板の支えには様々な金物が市販されているが、木工らしくシンプルな構造にした。新考案したストッパーが特徴でたいへん調子がいい

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名前の付け方を以前聞いたのですが

材料名、技法、使い方、の順でよかったでしょうか。

今日作ったのは、焼杉天板折り畳み作業台付き移動道具入れ、のような名前になるのでしょうか

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工芸作品のネーミングは伝統的に「欅材 摺漆仕上げ 銀金物文机 前田純一作」のように材料、技法、仕上げ装飾、用途、作者を端的に表すのが基本です

どのような材料を自然からいただき、工夫した独自の技法で、どのような仕上法を用いて、何に使われることを目的として誰が作ったの意ですが、美しい使う道具という定義が工芸品の本質で絵画彫刻と区別される所以です

これを展覧会に出すとしたら「キャプション」(説明)は

「杉とたも材、おりたたみの台のついたツール ワゴン」とでもかきましょう

大切なのはどれほど機能的であっても美しくないものは工芸品とよばないということで、しかし僕は美しいだけで現代には不必要な機能を伝承しただけのものは工芸の伝統とはなりえないと思っています。さまざまなものがあふれる現代はネーミングにも新しい基準が必要かもしれません



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