S様
こちらは今日は風が吹き、女心と春の天気、、でしたが
こんな季節は心臓パイプやなにやらご機嫌悪いのではないでしょうか?
僕も胃摘出手術のおりのホッチキスのような針がおなかで嘆いております
お互い虚勢を張ってはおりますが、歳はとりたくないもんですナ
しかし薬より、運動は最善のようです、がんばりましょう・・
さて鉋を作るためには鉋が必要で、それには基準線をスミする道具がいるのですからいよいよ佳境のご苦労と拝察します
スミツケには「毛引き」が伝統ですが、僕は他にボールペンを使うスミツケ道具を作って愛用しています
今晩にでもブログに参考写真を載せますので、参考になさって下さい
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なにやら梅雨の気配ですね
今年はレンゲツツジが早くも咲いてしまいました
高原の暮らしってものは、あっというまに秋になりそうで淋しいもんですが
あわてると、ろくなことはありません。スロー、々でいきましょうね
PS
木彩会でいただいたウイスキーはみるからにうまそうです、楽しみに頂きます
THANX!!!
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前田純一様
今日は良い天気でした!
黒米、大分大きくなりましたドンナお米が実るやら楽しみです!
整形外科の医者から足腰の筋肉が減ってきているので少し強い運動をするようにとの指示
ボートをkpグ時の動作の運動器具を作っております!腰を乗せる前後に動く座板も出来ました!滑車を取り付ければ完成です!
足を折ってから二十年!運動らしい事は殆んどしておりませんでしたので何時まで続くか心配です!自転車のゴムタイヤを段々強く出来るよう頑張ります!
欅で台を切り出してみました!基準センを確りと決めないと何時になっても台は完成しない事が解かりました!
電動鋸のガイドを再度点検します!素人が上手く行かないのはここいらが確りしていないからと思います!
明日も良い天気の様子!運動器具を早く仕上げて製作に掛かります!
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「毛引き」
普通、正確にきめた外形の外側から基準を出すのですが、線には太さがあるので指物では正確な基準は刃でスミをし、それをなぜか「毛」と呼び、正確なほぞ組の穴加工の際に鑿を寸分以上ミクロン精度で位置決めするのに不可欠です
指物伝統の毛引きは上の写真毛引き_Aのようなもので、大きさ、用途による構造の違いがあり、刃は片刃で切刃の向きに右左があるのは、穴の外スミを基準とするためですが、その他に飾棚や厨子の羽目板の溝の脇(立ち上がり)面の始点と終点仕上げなどに使います
(中ほどを仕上げるためには「脇鉋」といったものがあります)
溝の脇仕上げに際して組み立てる前に漆塗りをした場合(塗アト組ミ とよびます)には、溝の中に漆が入りこみ、普通の刃ではすぐこぼれてしまうので研ぎへってしまった機械鉋の刃(SKH、HSS)を切り出して作ると調子よく仕事がはかどります
その他、重宝するものに以下B、Cの二種を使っています
スミにそれほど正確さが必要ない場合は、刃ではなくボールペンの換芯を使います。位置調整を二段構えに考えて、おおまかに位置決めした後に芯を回転すると微調整が出来るところがポイントで、Cは椅子座面などの凹曲線にも沿うように回転する持ち手を兼ねた定規部分の断面を、直線定規面と曲率を違えた凸定規面に作りました