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指南帳_木工

2009.06.23

指南帳_鉋_豆平鉋の制作_鑢から作る溝鋸の制作_其の五

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「朝日・朝餉」2009年初春

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前田純一様


何時も良く読んで頂き感謝いたしております!

彫金用の耐熱ボード(商品名=耐熱ボードセルストーン・・問屋なので会社・正式名称・含物質・などは不明)単価=735円(200×250)

扱う物が小さいのでこの方が効率が良いと考えました!

レンガの上に置き1写真のように蓋をすればヨリ熱効率が良い筈です!結果はやってみないと判りませんが思惑道理に行けば由と楽しみにしております!

鉄の色はカナリ正確に記録できると思いますので(色が・ダンボールのカバーをすることで安定すると思います)

初めの焼入れは五種類致します!


1.カナリ赤くして!多分オレンジ色に成るのではないでしょうか!割れる可可

  能性がカナリ高いと思えます!

2.オレンジより赤味を感じる赤に焼きたいと思います!此れも割れる可能性

  が多いと思います!

3.赤くほんの少しクロを感じるくらいに焼きたいと思います!この辺でも割れ

  る可能性はあると思います!

4.赤黒い感じに焼きたいと思います!この辺が一つの基準に成るのではと

  判断しております!

5.黒を多く感じる赤に焼いてみようと思います!多分!4と5の中間辺りが鉄

  の種類によって選択されるのではないかと考えています!

6.余り赤を感じない範囲に焼きたいと思います!強い焼入れではないです

  が!刃物をヒネッテ使う刃物の様な刃には良いのではないかと追加しまし 

  た!

?・あくまでも当てず法です結果を判断して下さいお願いいたします!



*酒井さんと今日会いまして彼の研究熱心なのには驚きました!色々と話を  

  している間に!彼の実家が空き家なのだそうです、正式では無いのですが 

  借りて見ようと考えております!

  彼のやっている「漆かき」を是非経験したいのと!漆の実で蝋燭を作り「縄

  文時代」竪穴住居はロマンチックだったと皆さんに知って頂きたいのです!

*彼に裏だし玄翁を「前田師匠」の所に届けてもらうようにしました!見て感

  想をお願いいたします!


今日は、浦和の神田・天米(てんよね)と言う天麩羅屋で昼食を取りました!天麩羅も然る事ながら!糠漬けの美味かった事!糠床何年物ですかと聞きましたら四十年!脱帽でした!!!!!

ワインの上等どころでは在りません!人間の丹精込めた作品!飛び込みでこんなステキな糠漬けに逢えるなんて!幸せ者です(キュウリ・大根・ニンジン)

T=0488221011(機会がありましたら寄ってみてください)


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坂本様

素晴らしい段取りですね

三城は一日雨降りで乾き気味の畑が息をついています
炉の写真をありがとうございました
小さくて扱いやすそうです

実は僕がやった焼き入れは炉なしでいい加減にやったものなので興味 津々です
素材はなんですか?きれいな白色をしていますね
これからガスをどのようにあてるのか想像して楽しんでします

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現代生活のなにがおかしいかというと、感動が伴っていない
温度を推し量るということにはこころが伴います、美味しいものを食べさせたい、とかいいものを作りたいとか、、街は加工食材ばかりになってしまったからものの命が解らず可哀想、勿体ないといった感情が育たない、まして俎板にのせられた樹のこころがわかるはずがございません。
鉄が熱せられてあついあつい、素材がもがいた色がオレンジから赤に、もうしこし黒みがかったなどと観察した人の心の動きがいい仕事には大切なんで、どうしたってデジタル温度計では駄目で、樹でもなんでもどんどん自動加工機に載せるなんてのも、とんでもないことです

温度をみるのにダンボールで囲って暗くするということですが、そもそも現代の住空間は明るすぎますナ。火の色が見えないから「感じ」がないし情緒が育たないから思いを馳せるといったことがわからない。(その割には温度差なんていっておりますが、あれはあこがれでしょうネ・笑)

そもそも電気製品の火傷もできない設計は余計なお世話というもんで、子供は火傷して成長するもんでしょうが、、くれぐれもダンボールに火がつかぬよう気をつけてください
しかしうちのお弟子さんはたいしたもんですヨ。薪でご飯をたいて鰹節を削って出汁をとり味噌を摺り糠味噌をかきまぜます

カナリ、とか、いい加減、とか、いい按配、なんて死語となりつつありますが、ろうそくの明かりなんてのは不便の豊か、暗がりの女房はいいもんでこころが通いますが、家の中はなんでもかんでも電気こうこうと照らせばいいってもんじゃありません。
余談ですが写真は明け方じっと待っていて早起き鳥が騒さえずりだすころ、薄明るくなってきて今だっっ、て時にいいのが撮れます。次は夕餉どき、お味噌の香りが漂う写真になりますが、暗いと明るいの中間、薄暗い・薄明るいを愛でた感覚は、ものごとをはっきり断定しないアナログJAPANで、正しい悪いの他に、正しくない、悪くないと奧ゆかしく表現しました。いずれにしてもそもそも善し悪しなんてことは永遠にわかりませんナ。
しかしこの頃のデジカメは高感度でも画像が荒れない、中間要素もとても豊か滑らかでお気に入りです。(ナンダ・・汗)

酒井さんとのご縁もうれしいですね、漆かきはおもしろいですよ、樹が痛がって樹液で傷を守ろうとしている。もし塩尻にくることになったら酒井さんもいっしょにいろいろ焼きをいれましょう。かぶれがこわいですが、ステロイド剤なんかより沢蟹をすりつぶしたものがいいですよ


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「想い・点前椅子」2009年


2009.06.21

指南帳_鉋_豆平鉋の制作_鑢から作る溝鋸の制作_其の四

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三城のくらし_薪ご飯.jpg
「三城のくらし_薪ご飯」2009年正月


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前田純一様


ご心配お掛け致しました、御蔭様で元気に実験続ける事が出来ます!
カラクリ人形の歯車を作るのに!遠回りのように思えますが結局の所、真直ぐ歯車に向かっているのです!
頭の中で描いていただけの事柄が!問題にブツカッテ乗り越える事で本当のことが見えて来ました!御蔭様で益々楽しい作業が待っております!

焼入れの実験が上手く行く事を!水無月の神様に祈って準備に入ります!

*今日、並さんと話をしていましてちょっと気が付いたのですが!焼入れの温度ダケヲ一つやってみようと思います!
*極端に高い温度から五段階ほど温度を変えて、鉄の歪み具合を確認してから三段階選び出して正式の実験に入ろうと思います!
*それらもカメラに収めデーターと実物を添えて送りますので見てください!
その際、この辺の温度を使いたいと提案しますのでご指導お願いいたします*今月十二結論を出して、本番に入ろうと思います!宜しくお願いいたします

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前田純一様


「尾形光琳」の風神雷神図屏風を見ながらメールしてますが、光琳は気象学者ではなく一人の絵師として心の中に在る偉大なる自然を崇めて表現したと思うのです!

学問をして理論の中で組み立てた事が全てを支配するとは考えたくないのです!

歴史学者は縄文時代には""は大変貴重で造るのには大変なテクニックが必要だった!だから板が見つかったところはカナリの権力者ではないかと推論する


私は逆に板は丸太を手に入れるより容易かったと反論したのです!

嵐の後!発育不良の木が倒れ!隣の木に寄り掛かり!隣の木は裂けて倒れていたのです!この事実からも生木はあるところまで切り込みを入れこずえにロープを結わえ!引き倒せば裂けて板が出来るのですこの繰り返しで一本の木から何枚かの板は効率よく作ることが出来たのだと話したのですが!納得してもらえませんでした!


今やろうとしている事は"専門家"から見れば他愛の無い事なのでしょうが!

自分の目と皮膚感覚で納得したいのです!今まで色々と見たり聞いたり読んだ事を!そしてご迷惑でしょうが長い間刃物を見つめてこられた「前田師匠」にここいらが妥当だよと見当を付けて貰いたいのです!?!?!?

贅沢な遊びではないですか!その道を極めた前田さんにお願いするなんて!

世間では許してくれませんヨ!!!!!!

私の喜びは其処に在るのです!幸せです!やはり私は「地獄」に行く事を望みます!毎日が責め苦の明け暮れは楽しいではありませんか!


*鉄の焼入れの色ですが!カジヤサンは薄暗い中で色味をしていますよネ!私は明るい外ですので「段ボール」で囲い暗くして色を見ようと気が付きました!手間は掛かりますが!色々な方たちと意見交換する時には其のほうが宜しいのではと気が付きましたのでやってみます!


*鋸の柄を準備しましたナカナカすんなりと納まってくれませんでしたが!落ち着きました!少しコツも覚えました!頭で考えたよりも経験した方が正確に出来る事も分かりました!


キット!カラクリの歯車は芸術的な歯車に成るのではないでしょうか?アハハハハハハ・・・・・・・・・・・・・


二十二日の日に薬を貰いに東京に出ますので!酒井さんと約束した「裏出し玄翁」を持って浦和に行ってまいります!改めて見ましたが一本の玄翁でも丸味が少しずつ違っている事に気が付きました!昔の人の芸は細かく行き届いていますネ!脱帽!


長くなりました!明日は雨との事落ち着いて考えをまとめヨとのお達し!

静かにコーヒーでも飲んでみますか!?



坂本富士夫


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坂本様


面白いなあ、それは木曽でヘギと呼ぶ板の起源かもしれない、、

回り道とはつまり人生とは何なのかといきついちゃいますけど、、僕もなんとなく覚えがあります。
餅は餅屋とか、紺屋の白袴とか、自分は何なの、、と問いかけているお互いさまの酔っぱらいではありますが、一見無関係にみえても寝食忘れて楽しむことで見えた本質が本来の仕事に反映されてくるものなんでしょう、、
並さんもただの竹下通りファッション眼鏡屋さんではないですね・・

人間の勘を数値や学問や全自動コンピューターや金に置き換えて、そちらが勝っているとしてきたから、真面目な仕事はバカバカしくなって現代若者の働く意欲を奪ってしまった

色、音、匂いなど五感で実態を覗い知る能力をわれわれの第六感といいますが、見えないものに思いを馳せることを日本で「ゆかし」といい、例えていえば写真は広範囲を撮すほどに色を出すほどにホンモノがみえなくなり、ステレオは忠実に再生するほど音楽が聞こえなくなる。
これは現代病、薪で炊くごはんと全自動炊飯器製のメシの違いみたいなもん、温度計や時計に頼って生きているから中の様子を窺い知ることができない。犬達が散歩の時間を腹時計で知るといった、人がぼちぼち失ってしまった野生というもんでしょうか
我が国の感性はそういったデジタル理論のお先走りを奥ゆかしくないと表現し、例えていえば大切な事が解っているオヤジの顔色を窺う家族間の阿吽の呼吸というような目下立場の持ち合わせる本来は大変奥ゆかしい関係だったりするのですが、この差異が理解出来ないから、過去のものとなってしまった経験や理論に胡座をかくばかりで、未来の若者のためにも新しい伝統を作り出すことができない年寄りと、やってもみないのに理論で解ったような気になって権力にへつらうトルクレンチがないとネジも締められない若者が急増してきた、、いやこれは昔からかも知れない・笑

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今まで見たこともないようなモノが僕の手から生まれるのがなによりの父の喜びだったようですが、どのように素晴らしいかなどと理論づけていると「見れば解るのでそんな説明を長々とする必要はない」とやられました。ほめことばはありませんでしたが、顔で父の気持ちが解った覚えがあります。形でなにもかもがわかってしまう職人とはまことにすごいもんで尊敬に値しますナ


どちらをとってもたいしたことは解らないんで祈るほかないんですが、いずれにしても自然から遠ざかっては駄目だな、、おっかないもんがなくなり子供がバーチャルに生きているから簡単に人でも殺っしゃう、、鼻も舌も触覚も麻痺していてマスクと手袋つけて女と寝床入りしかねない・笑
僕は老後隠遁したくてここに来たわけではないのですが、おばけやクマのみている森の中、たった一人でバリバリと太い樹を倒してごらんなさい、それはおっかないもので思わず手を合わせたくなるものですが、現代の文明人は恐いものしらずです・・・
先生というものもおっかなくて当たり前(昔の人は、煙ったがられると、いい表現を考えたものです)、作品作りのためには深夜写真に苦しみ、コンピューターでようやくバーチャルレンダリングしたりでまだ見ぬ夢を見ますが、貴兄のように僕も乗り越えて実体のあるもの、膚で触れることの出来る人間くさい美しいもの作りに向かっているのが一番楽しいと思いますナ

ステンレス心臓の調子はいかがでしょうか? お互い体をいたわりながら仕事を愉しみましょう


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「渦巻きの鍛造・あこがれ」

2009年・時しらずの囲炉裏テーブル

2009.06.18

指南帳_鉋_豆平鉋の制作_鑢から作る溝鋸の制作_其の三

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前田純一様


今日は、散歩がてら目立屋に寄り使い古しの鑢を手に入れました!

サイズは「5インチ」24枚・此れで油と水の焼入れが出来ます!後はバーナーとガスを手に入れれば準備万端!ガス会社をどこにするか迷っております!地元の「武州ガス」全国展開の「レモンガス」いずれにしてもガスは必要!

アウトドアーの時も使えますので楽しみです!

「3.5インチ」「4インチ」の鑢は沢山有りますので!目立屋から貰っておく事も出来ます!必要でしたらメール下さい!(危険物の日に出してしまうそうなので、出した後は当分使い古しは出てこないとの事)

焼きを入れる前の仮の刃物の形ですが!片辺を小刀と同じような傾斜の刃にして、背は指に負担が掛からないように鑢すっておこうと思いますが!師匠の長い経験からどの様な形状が良いかご支持を戴けると助かります!!!!!



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楽しそうですね

暇があれば飛んでいきたいくらいです


参考に寸法図を送ります

刃厚3ミリ以下の鉋を作ることはないですから小は大を兼ねるでいきます


1 厚みについては3mmのままのほうがよかった点

2 目立て角度はもうすこし立てた方がよさそうなのでなおして描いてあります

3 滑り止めをかねた凧糸を巻いてあります(巻き方は後日お教えします)


取り急ぎですみません。参考にして下さい


PS

今はミリで呼んでいますが、インチは長さのことですか?


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押し溝切り鋸寸法図.jpg

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前田純一様


アドバイス有難う御座います!

かなり平面に気を使わなければ成らない事が理解できます!

キングの1000番買い求めようと思います!

親父が使っていた"金剛砂"が有りまして!親父の真似をして、定盤の代わりに金床を使って平面を出してみようとも思います!

何だか、師匠と付き合っているとタイムスリップして行く自分が面白く思えてきました!

焼入れですが!目立屋は油で焼入れが良いのではと言ってくれましたが師匠はドンナ方法で焼入れをしましたか?宜しかったら教えてください!お願い致します!

峰の部分を薄くする事!師匠の写真で理解いたしました!歯振が無かったので、引いた時渋く為らないようにと先回りいたしました!

バーナーは友人が余分に持ってましたので譲り受ける事になりました!

何でもかんでも人様のお世話に成って苦労なく楽しい人生を歩ませて頂いてます!幸せな奴だとつくずく思います!

本格的な焼き戻しは二十日の日からに成ります!

十九日が心臓の検査、ステンレスの心臓ドンナ具合か楽しみです!

負荷心電図・自転車を漕がされてヒイコラ言いながらの検査!楽しんできます!


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坂本様


心臓順調を祈っています

砥石は少々誤解させたかと思いますがキング#1000は、僕が弟子入りした当時からの定番ですので使ってみてください

年をとって亡き親父と時を共有出来ることはなんともいいんじゃないですか?

ときとともにいい思い出ばかりになってきますね


焼き入れについて僕はあまりよくわからないんです。

キツネ色になったとき油焼き入れをして夢中で間に合わせたことぐらいしか覚えていません

その道の方に聞いておわかりになったら僕にも教えてください


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親父は日立の機械工でした!面白い特許を持っておりまして(社内特許)川から田圃へ水を汲み上げるポンプの特許!堤防と川の間を真空にすれば後はストロー現象で水は田圃に流れ込むと言う至って簡単な考えですが日本国中で使われていたポンプ!

今考えると一番親父に近い生き方をしている様にこの頃思えてまいりました!

右手の人差し指が「しゃもじ」のように広がった様子を今も思い出します!

形見に成ってしまいましたが!長さ900×幅80×厚5のステンレス裁断定規が懐かしい思い出を蘇らせてくれます!

今日は、筍を掘りに言ったのですが竹林の持ち主が体調を崩してしまい、人が居ないと言う事で、留守番がてら話し相手になって参りました!

博識の方でお百姓さんの仕事、自然の話を聞いているのが楽しかったです!


鑢をガス台でナマしたので鑢がはねて大変でした!バーナーを持っているのが18日が都合が良いと言うので其の日にしましたが早く十八日にならないか楽しみです!

親父が居れば"焼入れ"は教えて貰えるのですが!今は天国!ジープのサスペンションで包丁を作ったときの焼き色を思い出してやってみようと考えていますが!今から五十数年前の話出来るだけ思い出しながら遣るのと!目立屋を責め立てて聞き出すように努力いたします!

鍛冶屋の仕事は大変興味が有ります!アメリカ・コネチカットで飽もせず一日中鍛冶屋の仕事を見ておりましたら、若かったら弟子に取るところだといわれるぐらい見てました!

焼入れの状態は写真に取って置いた方が良いでしょうか?

今回、焼き戻しはバーナーで!断熱材で囲み温度を上げて様子を見ようと思います!使わない鑢を余分に貰って焼き戻し焼入れを実験してみます!


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坂本様


いい親父さんだったと想像して楽しくなりました

真理をつかまえた人ほどすごいと思います

お目にかかれないのは世の常でしょうが、ステンレス定規をそのうち見たいものです


焼き入れにかぎらず金属は細いところに熱が集中すしますね

先端が折れやすくなりがちですので、僕は焼き戻し?に気を使った覚えがあります

「ナマし」 「焼きいれ」 「焼き戻し」というんでしょうか?

聞きかじりでやったことなのでもう一度よく理解したいと思いますので記録よろしく御願いします

出来れば写真を撮っていただけるとありがたいです


それにしてもサスペンションが包丁とは驚きです

陶芸は炎の芸術といいますがどっこいこちらもさるものですね


ところで市販の鑢は先端に行くに従い薄くなっています

使ってみると掘っていくと締まってしまい、具合が悪いおぼえがありました

あまり使うこともないのでだましだましやりましたが、例えば柄の方で作るとか、

ちょんぎって厚みが一定のところで作るとかするといいかとおもいます


2009.06.17

指南帳_鉋_豆平鉋の制作_鑢から作る溝鋸の制作_其の二

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「蕪の畑で」2009年梅雨




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坂本様

いよいよ鑢が手に入りましたね。写真を有難うございました よくとれていますね


実験には僕も立ち会いたいですが、結果を楽しみに待っています


いよいよ梅雨入りのようで、我が家のミニミニ畑も順調、カブの漬け物が楽しみです

それにつけても芝草類が種を実らせると梅雨になる彼等の賢さに毎年頭が下がります

ですから暇があれば(ありませんが)雑草を抜いていて梅雨入りが解りますので天気予報は不要です

カマキリは次シーズンの積雪高さを予測して、もぐらないスレスレに美しい卵を産み付けますが自然とはまったくたいしたもんです

僕に殺された雑草は次の年には豊かな養分を含んだ黒土に還って美しい樹木を育てます

僕らは樹木を頂戴しますので邪魔に思えた雑草にそのうち感謝するわけです

そういった働きをする養分を滋養というらしいですが、そんなものはわれわれは制作出来ませんナ



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前田純一様


プロパンとバーナーと断熱材と油が揃えば"出発進行です"楽しみにして下さい!

焼入れした鑢は一度そちらに送りますので吟味してみてください!

二十日の日に"なまし""形を成形"二十日中にコノ作業が出来れば"柄の部分焼き戻し"した物を送ります!

鑢って硬さを見てください!お願いいたします!

焼入れのときの"鉄の焼き色"はデーターを送りますのでナンバーと照合して下さい!


まだ出来ていないのに先走って興奮気味です!今晩、寝れるかな!?!?




追伸

蕪の漬物、美味いでしょうね、羨ましいです!

糠漬けをやってますが、材料が新鮮でないと漬かり方が良くありません!其の点前田さんの処は自家農園だから羨ましい限りです!

色々と漬けているのですが、ナスの漬物が美味く漬かりません!どうも鮮度の問題と、なすの大きさに左右されるように感じております!色々と八百屋さんを回って探していますが今のところ巡り合っておりません!遭遇するのを楽しみに探しております!此れも遊びの楽しさ!?!?!?!???




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いやあ、楽しみに待っています

金属ほどには性格が変化するなんてことは樹にはあり得ませんよ


しかし茄子はむずかしいですね

まず茄子紺ですが、みょうばん、錆釘などいろいろやってもどうも素材のような気がしています

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PS

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ところで三城の県民の森には美ヶ原頂上への登山口「ひろ小場」というキャンプ地があります。秋からこの時期までは入る人もなく、賑わいも汚染もない静かな別天地なのですが人知れず熱心なファンがいて、湘南方面から来る60すぎの絵描きさんは一月も逗留するそうです

樹木の命が聞こえるような気がして僕はそこへ行く途中の羊歯の森が大好きなのですが、今日昼前覗いてきましたので写真を送ります

朽ちていく老木と新しい命の雄大な森、、自然は尊大ですね


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「梅雨の晴れ間の羊歯の森で・1」
2009年初夏

梅雨の晴れ間_ひろ小場で02.jpg
「梅雨の晴れ間の羊歯の森で・2」
2009年初夏

2009.06.08

指南帳_鉋_工作少年とのメール

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指南帳_鉋_02.jpg
「収縮した台の仕立て直し」

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封筒.gif

こちらも初夏から夏へとさわやかな季節を楽しんでいます

昨年株分けしたあやめ、とらのお、しらねあおい、いかりそう、みずひき、みやまおだまき、チゴユリ、ほうちゃくそう、くじゃくしだ、レンゲツツジなどなどもともとこの地にあった植物が増え、増える訳ない小生普通預金以上にうれしいことでした。(これはこの地を踏み荒らした贖罪であります)

それらを新しい荒れ地に移し僅か5メートルは緑が伸びたでしょうか? 庭造りは貴兄仰るとおりやはりあと25年はかかりそうですナ

カブ、春菊、辛み大根は双葉が無事開きましたが葉物の虫退治は煙草の吸い残しをバケツ水に溶かしたものが一番と地域ご老人に教わりました。そんなわけでますますやめられませんが煙草がなければ農薬散布となります。煙草の害と化学汚染とどちらが社会にいいんでしょうネ?都会の野菜はたべられませんナ・・

仕事の合間は草取りですが、ところで貴兄は雑草をなんと定義していらっしゃいますか?


さて、工作復帰おめでとうございます

工作のなかでも鉋はいちばん面白い

僕は小さい頃、細工場(仕事場)へ夜盗み入って父の鉋で内緒で削った覚えがあります

細工場へ子供は入れてもらえなかったので、父の留守が楽しみでお弟子さん達も黙認してくれていたいい思い出が残っていますが、父は見抜いていたでしょうね。鉋は命ですから・・


シメシメと削るとシュッという音と木の香りを嗅ぐだけで子供の胸が騒ぎましたが、「削ろう会」という鉋を楽しむ団体があるくらいで、鎌倉室町からもって、未だにいい大人が夢中になるのももっともな話です

僕も例外にもれず未だにやっておりますが、50年削ってようやく少しは解ったような感じがしますのでコツをお知らせします


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前田純一様


昨日、漆の勉強のために欅を板に作りました、鉋がけをしましたら手のひらにマメが出来ました!柔な状態では良い物は出来ません!修行いたします!

今日、古い鉋の台を定規で診ましたら意外と狂っているのが判りました!立鉋で訂正しました!此れで良いのか判断できませんが使ってナンボですから都合が悪ければ訂正しなおします!


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鉋下端は下端定規のようなまっすぐな棒で真っ平らを勘でみるのですが、「なにに対して」真っ平らなのかがポイントです

削る相手のかたちは、むくりがあったり甲盛りがあったり箱の底のように凹面だったり、しなったり動いたり(僕の家では狂うとはいいません)するので、つまりは樹に合わせるということですが、逆に言えばその様に下端を作ると樹がそうなってくれると言えます・・つまり目的、作り出す形が下端です

難しくなりましたが実際には削る相手に鉋を当てて軽く回転させて回転の中心が刃口の台尻側直ぐ下(図参照)にあるように下端を調整するのがこつです


さてどうやって平らにするかですが、(僕は普通の鉋で削ります)立鉋で大体平らにしたあと厚いガラス板にサンドペーパーを貼ってその上で鉋を摺り合わせます

ガラスは5mm以上厚いほどよろしい、建築廃材現場にいけばきっといいものが手に入りますので長さは鉋の二三倍、巾は14cmほどに切ります

ガラスで手を切らないように角を丸めますが、砥石でらちがあかない場合は回転の遅いディスクグラインダーにガラス用のディスクをつけて丸めるとうまくいきます

かならず防護メガネをして下さい(もし昇降盤のような大型機械があればガラスよりベターです)


サンドペーパーはスコッチ製のロール状のもので裏にのりがついているものを使い、番手は#120か#180を使います

さてここからが大切です。

以上までは刃を痛めないよう少々引っ込めて手加減で平らにするのですが、いざ刃を使う状態まで刃を出すと鉋刃が表なじみを押して台頭下端が少々出っ張って刃を材料から浮かせて削れません、そのほんの僅かの出っ張っりをスクのですが、これは目で見てわかるほどのものではなく、立て鉋ではなかなかむづかしい仕事ですので、5cmX7.5cm厚み15mmぐらいの木っ端にサンドペーパーを貼ったものですり減らすとうまくいきます(他の方法がありますが次の機会で説明します)

しかしこの部分を不必要に低くしてしまうと削り終わりがガタつきますので注意が必要です


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刃も定規を当てますと刃に対して立ち上がりが直角でない事が判り鑢掛けいたしましたが此れも使ってナンボ!それから考えます!

欅の切り出しも、刃の調整も、豆鉋を作る準備を兼ねてやってます!ナカナカ鉋に到達できませんが!ここいら辺が楽しい所!何時になるか判りませんが頑張って造ります!

欅の切り出しで判ったのですが!材を垂直に保って電鋸で切り出すのにジグが必要である事がわかりました!段差が出来たり厚さが違ったり!訂正のために大変な労力が必要に成りますので少し考えてジグを造ろうと考えております!

次から次えと新しい問題が出てきます!素人はこまった者です

今日は正に初夏・・・・・・・・気持ちの良い一日でした!


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指南帳_鉋_01.jpg


鉋にもコツがいくつかありますが今回は簡単に説明しました

僕はこのごろ手段の目的化を大いに良しとしています。今後順次ご説明しますが疑問がありましたら言って下さい

鉋には迷信のような通説があり、うまく削れない人が多いのでブログにも載せようと思っています

それにしてもシンプルな道具ほど奥が深く楽しい、、日本の刃物は魅力がありますね


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