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若者たち

2009.08.02

弟子達_早川久美子君_小鉋_豆鉋のデータ整理

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「小鉋_豆鉋のデータ制作」2009年7月


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仕事に応じて作る鉋を数えたことがなく、いつかデーター化しようと思っていましたがおっくうでなかなか実現しない。


厨子の制作には指物以外に屋根木彫、雲形透かし彫り、窓型彫りの木工技法、宝珠金物等の金工、金箔張り、漆工各分野に渡ります。使用する手工具も数多いので丁度いい機会とぼちぼち整理を始めました

工房生活一年を越えた早川久美子君はじめ、若い弟子達の頭の回転に脱帽

いいデータ作りになることを願っています



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「厨子斑鳩基壇部部品」

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先生


写真をありがとうございます。

自宅にWindowsのexcelがあるので、まとめ方を検討してみようと思います。

それにしても外丸だけで20とは!

いつもは見ているだけでしたが、数を数えたり先生に説明していただくと、

ますます驚きです。


明日、綿半に自分の買い物で行く用事がありますので、

お仕事場で切らしています100W電球を買ってまいります。


   早川久美子。



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早川久美子様


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よく降るねえ。かわりないですか?

データ整理ごくろうさまです

加工写真を送ります。外丸には番号を振ってあります

砥石にはどのように番号を振ったらいいか申し付け下さい


エクセルに取り込むのに大きすぎるかも知れませんので

念のため、次メールで圧縮したものを送ります


よろしくおねがいします


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「外丸鉋の撮影」2009年7月



2009.02.17

搬入に向けて_「時代をつなぐなかまたち」展090219〜28

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「なにかを掴みかけた早川さん・ひょうたん焼き印」

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「時代を繋ぐ」にあたって「僕達が再認識したい日本」
がテーマとなりました

用を満たすだけではいけない、しかし必需品を作るのだよ・・に向かい、連日徹夜と夜鍋交互の若者達
おかげさまで大した怪我もなく、雪のない暖かい冬は何よりありがたい贈り物でした
やはり歳に勝てません、梱包積み込みをすっかりお任せが有り難く、小生昨晩はゆっくり休ませてもらいました。応援してくださっている皆様、会場でお目にかかるのを楽しみにしています


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「指物は箱に始まり筥に終わる、とハイス鋼の鰹節削りも・・」

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「暖房係・飛世君の頑張り!!」



アルバイト代を辞退して「最後まで手伝えなくてすみません」と応援にきてくれた深見君がたくましく成長して後輩指導、僕が修業を始めた時に父にもらった鉋を持たせた

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「工房時代の深見」





2009.01.27

修・破・離_伝統と創造_若者たちへ

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「仕事の椅子」2009 冬_庭で

「修・破・離」は世阿弥の残した教訓で、僕も弟子達に伝える
書道でいえば、楷書、行書、草書で、真行草、真善美にも通じている

僕のやる通りにやるんだよ、と教えるのだが、それは資質を問うていわば受験に似ているのだが、しかし正しいとは限らないのだ
ゆえにそこに、これからの若者たちの未来、夢、活躍、生きる意味が存在している

日本の歴史も同じくで、お手本はインドや中国だったり、明治以降は自由平等の女神を象徴にしながら迫害したエスキモーやインディアン、それから黒人問題を解決できないままのアメリカをとりあえずそっくりに真似をしてきたのである

政治経済、医学、教育、今の世のすべてというのだが、そんなことより僕達にとってなにより大切な家庭というものを、若者をひきあいにしながらそれが誤りだったと大人が自分達の軽薄無責任を指摘していて僕は大変可笑しい

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「深見昌記君」初めての個展 2009年一月名古屋にて

弁証法というのは、ものごとの持つ矛盾した二つの面 、要素、見方の尊重であるが、方寄りや後戻りや折衷ではなく、新しい考え方や新しい形へと向かう過程である
現代の僕達の仕事において、手段としては手と機械、感覚として自分たちと違う世界を尊重しながら、かってないものごとを作り上げていくのだが正しいのかはいつも僕にわからない

しかし伝統とは、いつの時代にも正しくて美しいかたちとして残され証明されている
ゆえに修め、巨大な遺産としての伝統に圧しつぶされながら、僅かな糸口を夢のありかとして日々の仕事を楽しみながら命を賭けているのだ




2009.01.15

自分の椅子_弟子達_早川久美子君

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「090112_Tチェアー前脚の曲げ角度の微調整」


自分の椅子が作れなくて人様の椅子が作れるわけないだろ〜・・
いずれにしても木工の道の覚悟を決めるにあたり腰を据えてとりかかるための椅子がいる、は回り道でないと昔僕が自分に課したことで、弟子達にも伝える

正月休みそのことを考えていたらしい早川がこんなことを言ってきた
いい椅子作りにも、仕事への愛、片時も頭を離れない熱意と情熱が必要なのだ

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自分の椅子を作りなさい。

「自分の椅子」とは、仕事するため椅子のこと。

 

聞けば、先生が修行時代、

20代の頃に二代目である大先生と専門の材木屋さんに買いに行かれた逸品だそうで。

嬉しいより先に恐縮してしまう年代もの。

当日、工房の帰りは、大事にお腹に抱えて歩きました。

桐材は、バルサの次に柔らかい広葉樹だそうで、

直接ネジや釘を打てず、また椅子にはほとんどしない木とのことです。

・・・そういえば、見たことありません。

 

先生の椅子は、何度か座らせていただいたことがあります。

キャスター付きの製図椅子の脚を利用し、

漆で仕上げたその年季の入ったその椅子は、

聞いて驚きました2×材を矧いで作られたそうです。

「美しい」とは何なのか、ますます考えさせられます。

 

その日の夜から、

脚に使うキャスター付きの椅子のインターネット検索が始まりました。

条件は、

自分の低い身長に合うもの、

一生共に過ごすには樹脂より金属、

壊れにくい、壊れても直せるようにシンプルな構造、

であることです。

 

実家に帰省中の本日、とうとう港北にあるIKEAで条件に合った脚を購入しました!

(都合いいことに、座面と脚が別売りでした。)

 

脚が決まり、ますます緊張が高まります。



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「090112_Tチェアー背もたれ端部錆鉄に真鍮蝋流し飾り工程」


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朝礼での先生のお話しのなかで、

希望を持つことの大切さを教えていただきました。

できるようになりたい。と思わなければ、できるようになりえない。

 

この朝礼のあと、

数年前、学生の頃、アメリカに短期留学をした友人がすいぶんのショックを受けて、

帰国後にくれた手紙に、こういったことが書いてあったのを思い出しました。

『I want to 〜がなければ、誰も相手にしてくれなかった。厳しかった。』と。

 

 いつもはお休みをいただいている土曜日、

大作さんが鉄の溶接を教えてくださるということになり、工房に向かいました。

溶接が上手くなりたい、と思い続けているなかでの手番。

その前日にも、ちょうど先生の椅子の溶接をずいぶんと見せていただく機会があり、

なんとも充実の2日間を過ごさせていただきました。

 

もう一つ嬉しいことは、お正月休みから続いている自分の作業椅子づくりに、

先生が新たに挽き物の丸い板をくださったことです。

椅子をつくりたい、と頭をぐるぐるさせ、やっと見つけたキャスターの脚に、

これから古い虫孔のあるすばらしい栗材の座面が付きます。

 

木工で生きていくのは、ものすごく厳しいと伺っているし、肌で感じてもいます。

でも、これから常に自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、

希望を持つことで、どれほどすばらしいお仕事になり得るのか。

心構えができたお仕事はじめでした。

 

 先生にいただいたお年玉、大工道具の柄の手ぬぐい。

ありがとうございました。

さっそく自宅の部屋に飾り、気合いを入れました。

驚くことに、買われた色んな柄の中から、

一番先生がお気に入りのを私が引き当てたとのこと!


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「気合い_090113_早川自宅壁」


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「誕生」_090114新作桐と栗の椅子のための渦巻き


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「庭の椅子」_081015秋の思索


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「早川」_090115 初めての鍛造_渦巻の芽生え


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ありがとう、いいことを思ったね


アンテナをたてていた君だからIKEAを手に入れることができ、求めていた新しい自分を発見する

希望や夢を持つ人に周りはなにかをしてあげたくなり椅子は現実に近づき、君には今まで知らなかった自分がみえてくる

自分対象の椅子をデザインするとは自分の個性を育てることで、道筋は自然の縁といった楽しいものらしいが、求めていない人にはあるわけないね

正しい人にとっての喜びは、してもらうことよりして上げることの方が大きいはずだけれど、その友人は何を求めて留学したのだろう・・


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樹は神様が作って、木工家が加工し、使う人の過ごす時間が最終仕上げする(木工芸と呼ぶ)

君はこれから一生掛けてあの椅子を作るのだけれど、同時に君はあの椅子に作られるのだから、ないがしろには決して出来ない

素敵な椅子で過ごす時間が素敵な君をつくるから鷹揚な樹は喜び、椅子と君は外部に美という感動を呼んで本当の三方佳しとなる

適当なときに壊れたり飽きられたりして買い換えられことが利益につながると、樹を勿体なく使い捨ててきたから、近代の経済発展は人間だけが喜び、樹と地球はちっとも嬉しくなかったことが多くの現代木工の間違いだった

道具の使い手が、道具とともに自分の歴史を刻むことが出来なくなってしまったんだね

それで君が何をしたいは、まず樹に何をしてあげたいかなのだよ


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それにしても大工道具よく当てたね

例えば送ってくれた写真、

君の感動は僕個人にはよく伝わりうれしいが、見る人が建具屋さんだったら手拭いは目に入らない

壁職人だったらこの色を好きだと壁だけを見るから、写真は他人に君の心を伝えることが出来ない

見ると観るの違いはこれなのだけれど、wont toと同じことが言えて他人である社会を相手にするのはとても難しい


しかしそんなことより、今の君は樹と自分を大切にすることから始まる

それから技術錬磨は人間らしい仕事に不可欠で、溶接金工は木工に可能性という夢を拡げてくれる

なんでも初めはむづかしく思えるが継続すればそのうち「わかった」っと感動する時が必ず来る

これは才能ではなく好奇心に基づく精神力で、僕のようなひ弱な体力などは凌ぐものなのだよ


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ch_仕事椅子_J_2007


2008.12.25

THANX!!! クリスマス_2008年12月24日

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テラスタイルでのクリスマス展示などなど、

応援して下さっている皆様へ心から感謝申し上げます。



NEW FACE_若者三人は明るく、それぞれ個性を発揮しはじめ、庭からの植物でリースを作ったり、休みにケーキを工夫して作ったり、遠くから応援して下さっている方々のご好意に囲まれ、楽しいクリスマス親睦会をさせていただきました。

本年も大変お世話になりました。

工房一同 皆様の佳い新年をお祈りしております


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