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春夏秋冬

2009.01.23

和魂洋才_めざめ・・今年の正月から

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明け方火を熾して夜明けを待つのが習慣になったのはいつ頃からだったろうか、犬達の散歩、厩の掃除(昔、なんと馬を飼っていた)、子供通学のための雪かき、などなどが起因、いずれにしても暗い部屋が徐々に暖まり、刻々と変化する光線、窓外景色は美しく楽しい


和とはなんだろうか?


暗いうちに薪に火がつくと天井吊りJBLを徐々に鳴らす。FM放送の謡いの次はクラシックとなり(ラヴェルのプレリュードで始まることが多いが、デューリアス・春初めてカッコウを聞いて、などヨーロッパがこの季節の早朝にはピタリだ)


あまり愉快でない七時のニュースが終わり、次は大概はアメリカ、キースジャレットかビルエバンス、そして若者が動き出す頃には少し陽気な民族音楽かポップス、マイケルジャクソンやイーグルスや南米のボサノバで、まれには津軽三味線や沖縄が鳴ることもあり、ユーミンや桑田やシャランQなどなどは日本語英語とりまぜが少しも変ではない


そのころ書斎に上がりメールチェックで英語キーボードパチパチしたあと、筆でしたためた葉書に落款を押して四季の切手を味わい、目を移せばカウンターには頂いたクリスマスカードと年賀状が飾ってあり、先日までは羽子板が立てかけられていた


白んだ空が明るくなりだんだんと雪山が朝日に輝きだし、息子夫婦がコーヒーで東京みやげのライ麦パンを焼き始め、僕は雑炊や磯部巻きで洋食器と箸が仲良く並び、壁に目を移せば直志御父君の描かれた入山辺風景の洋画とならんで良寛が筆字で、こちらは中国の字が混じっていて、食後は羊羹とほうじ茶となったりする


鍋をじか箸で囲みお腹が満足した夕餉のあとともなれば百人一首、大富豪、囲碁将棋麻雀、まれにチェスやダーツに興じたりして家族仲間の意識が深まり、夜は篤姫を楽しむといよいよクラプトンの出番だ


そもそも神と仏とご先祖様が共存、僕の姉は娘の頃、東京八丁堀で日本舞踊をしていて今はアメリカ国籍クリスチャン、母は長唄三味線、叔母はお茶と着付けの先生で娘がオペラ歌手をやっている

たまにはうきうき着飾り、お出かけ和服でフランス料理を楽しみ、寿司や天ぷらを食べてコーヒーを所望したり、日本伝統茶道や香道なんだろうなどとやってみたりする民族など、いずれにしても食べるに困らないNO天気で大人達は平和過ぎて死んでゆくのだが、汚れた地球を押しつけられた若者は不健康に悩み、夢を持てずに悩んでいる、一体そんな状態他の国に存在するのだろうか?


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僕達の素敵な暮らし、家族のかたちはなんだろう?
2月の展覧会へのスケッチ、今年の正月から和の心を掘り下げて考えている



2009.01.01

あけましておめでとうございます

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祈、平安 家栄


昨年は工房活動にご協力ご支援をいただき、感謝御礼申し上げます


お陰様にて119年目を無事迎え、「おじいいさんあばあさんまで楽しくつきあえるものづくり」を念頭に、工房一同心新たに制作に励みます

本年も相変わらぬご指導お引き立てをよろしく御願いします



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2008.12.31

本年も大変お世話になりました

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師走納品・久しぶりにキャビネットを制作させていただきました


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「楢材コレクションケース・東京M邸」




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新しい仲間が増え、怪我もなく無事に楽しい制作をさせて頂きました

皆様の佳い新年をお祈りいたします



2008.12.25

THANX!!! クリスマス_2008年12月24日

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テラスタイルでのクリスマス展示などなど、

応援して下さっている皆様へ心から感謝申し上げます。



NEW FACE_若者三人は明るく、それぞれ個性を発揮しはじめ、庭からの植物でリースを作ったり、休みにケーキを工夫して作ったり、遠くから応援して下さっている方々のご好意に囲まれ、楽しいクリスマス親睦会をさせていただきました。

本年も大変お世話になりました。

工房一同 皆様の佳い新年をお祈りしております


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2008.12.23

弟子達_早川久美子君

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早朝と夕方僕は火を焚いて食事の仕度を始めるが、薪は長年使われてきた治具や仕事の端材だったりで炎は思いで深く、それらの灰は製材した桐や山菜のアク抜きに使われる


昼食時、今日の当番が鍋に煮干しを準備してあり、夕暮れに炭の上で数分の沸騰を終える頃を見計らい鰹節を加えるのだが、鰹節削りの刃は前例のない超硬合金で拵えたので七年を経てもよく切れて若者は毎夕いい音を出すのだ。

鰹節は大漁時に薪で燻し、カビを利用して作る日本の保存食で、楢の木の薪材は信州四賀村からも産地へ運ばれている。東京日本橋付近にはいくつも店があって、にんべんには子供のころにはよく買いに行かされた。創業が1699年の老舗というから伝統食文化に敬意だが、松本にも植田という鰹節店が健在なのがうれしい。鰹節は木と同じで冬は乾燥で割れるので引き出しの中にみかんの皮を入れたりする

 毎日が質素な味噌汁なのだが、季節ごとの安くて安全で香り高い野菜類の工夫や、味噌の合わせかたとすり鉢さばきから生まれる味の多様性は、外の自然の刻々の変化と同じで、賄いには工夫と創作のヒントが盛りだくさんで木工での創造力を高めている


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それから薪で米を炊くが、燃料となる木の種類や火加減により画一性のない炊きあがりとなりたまに失敗して美味しいお焦げができたりする。

そのころになるとすっかり暖まった部屋が仕事を一段落する弟子達を歓迎する。年月と共に火熾しと飯炊きがうまくなるのは難しい鉋と同じで、自分が過ごした時間の覆せない知恵となっている。


ご飯が蒸れて若者たちの楽しげな会話が始まるころには僕は酒を飲んで寝てしまうのだが、久しぶりに作ったクリスマスツリーがきれいで酒が美味く少し弟子達をからかったりする

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「なんのためにおまえ達は作るのだ」と、例によってやってしまったらしい。

深夜早川がこんなメールを送ってきて、大切なことを僕も忘れていたことに気づいたりする

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先生

 

お疲れ様でございます。

家に帰り、さっそくブログを拝見し、

手前椅子のPDFを開いてみました。

秒を数えようと、時計を見ながらクリック・・・

数える間もなく一瞬で開きました。

光は早いです。

 

 

それと、また日記を書きます。

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週1回の日記を2週間もサボってしまいました。

その間考えていたこと。

 

「何のために作ると思う?」

先生は、お夕飯を召し上がりながら私たち弟子二人に質問されました。

頭の中でぐるぐる・・

誰かのため?

自分のため?

欲しいと思うものがあるから?

とれもしっくりきません。

 

しばらく何も答えられないでいると、先生は、

「木のために作るんだよ。」

あぁ!こんな大切なことを思いつかなかった自分に反省。

でも、まだまだ『木のために作れる』ようになるまでは、

修行の日々が必要で、実感がわいていないかもしれません。

 

そこで、自分なりに料理に置き換えて考えてみました。

ご近所から、大きな採れたての白菜を頂く。

どんな料理にすればこの白菜の美味しさを一番引き出すことができるか?

そうだ。白菜と豚肉の重ね蒸しにしよう!

誰かが喜んでくれたり、自分が美味しいと感じるのは、その結果の話し。

たぶん、そのとき私は白菜のために料理ができたのかもしれません。

 

先生のおっしゃる

『木を生かして僕らが生かされる』

このことを忘れずに修行していきます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

早川へ


へえっっ 光はそんなに早いのか

自分で書いて自分が見れないなんて悲しいなあ・・・


それにしてもそんなこと言ったかなあ・・


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