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前田純一 blog

2012.08.10

Kチェアー2012_「木の匠たち」展・2012に出品します

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湘南逗子で古くから材木と建築のお仕事をされている五代目桐ヶ谷さんが社員のみなさんと新鮮な魚を工房に持ち寄り、わいわいの炭バーベキューを楽しんだのは2005年夏、その折り松本の土場(丸太の集積場)を訪ね、他を圧倒するような信州産の見事な栗板と出会いました。
桐ヶ谷さんがその二枚の栗を手に入れ、僕のところで乾燥することになってしまったのですが(僕は自然木をやったことがないのです)、今年キリガヤ本社移転とともに計画中のキリガヤコミュニティーゾーンで使うテーブルにしたいとの依頼をいただきほうほうのていでようやくこの8月に完成。
 そのテーブルと共に設計したKチェアーはテーブルとの差尺を、畳やお膳に置いた小ぶりな食器が口に近づく日本の食文化を基本にしたものです。左右に大きく湾曲した楕円形の座板は通常のダイニングチェアーより巾を広くしてくつろぎ感をもたせ、背丈の小振りな方やお子さんを想定して鍛鉄の構造体とした足掛けをつけたのでしばらくすれば孫の勉強椅子にもなると思います
クッションなしで二時間をこえるディナータイムにも疲れないと好評の後部に傾斜した座板は、座骨中心点に向かい体に合わせて深く彫込み、座前縁は逆にゆるい凸状のカーブに削りこんで大腿をサポート、サンドペーパーを使わない熟練鉋痕が光ります



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「差尺」
大きな食器に口を近づける西洋の食文化と、
小振りの和食器を使う日本の食文化との違いです








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「木の匠たち」展・2012(8月24日から)に出品します

「木と鍛鉄綿色仕上げのフレームのKチェア」
 高さ70cm 座面高さ38cm 巾48cm 奥行47cm



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2012.08.08

鍛造の銘々膳 「木の匠たち」展・2012に出品します

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「鍛造の銘々膳と黒檀のカトラリーレスト」


2ミリのアルミ素材を叩きだした軽くて清潔感のある銘々膳です。ひんぱんに洗う必要がなく、土と水を汚染しないランチョンマットとして2004年に生まれ、今年から銘々膳として胴張りの形に生まれかわりました。
新しい感覚のテーブルコーディネート、あるいは床暮らしのお膳として、運び盆としての機能も合わせ持ち、繊細なのに熱い鍋をのせてもへっちゃら、お手入れはナイロンたわしでごしごし、、初作以来長くお使いになって出てくる味わいを、松本中町の鍋料理店トキシラズのカウンターはじめ多くのお客様に楽しんでいただいています。
ハンマートーンを生かしたマットな表面とバフ磨きで光らせた日本伝統の蛤刃形の木端とのコントラストを特徴に、先端を丸く削ったハンマーで叩きだした持ち手は重ねたときにずれないデザインです。




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長さ42cm・巾27cm・価格一枚¥9.975(税込み・簡易包装)
ご結婚祝いや新築のお祝いに、お名入れ、化粧箱を承ります
お名入れ¥500
化粧箱(紙製)¥500
送料(宅急便・関東)¥950



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「ご結婚のお祝い」

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「夏の泉のビール」
軽量と堅牢は野外でも活躍します

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「夏のごちそう」 小椋君の手打ちそばと野外天ぷら
2012年7月三城・べっぴん食堂のみなさんと
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2012.08.06

十の個性・楕円形のスツール_・「木の匠たち」展・2012のご案内

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三城生活30年、縁あって手もとに残ったさまざまな樹の命の断片
木の母と書かれる栂、南アルプス天井岳に堂々と悠然と立っていた天然のカラマツ、純白の白太の深い、キラキラとぎんがよくのった大きな栃、未来に自ら蓄えた油で見事に古びるチークなどなど、、
 同じに切りそろえることはないんだよ、できることなら僕がそれぞれに永遠の命を、と祈りながら制作している十の個性、新作スツールです。あるものは可愛らしくあるものは堂々と、色も匂いも肌触りも、大きさも高さも個性それぞれ。厚みを生かし、大きく湾曲しながら削りだした座板は、木に合わせて比率を替えた美しい楕円形です。
ある命には銀の星の象嵌の意匠をあしらい「木の匠たち」展・2012の会場でお披露目します

「木の匠たち」展・2012
8月24日〜27日
会場・松本中町蔵シック館


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黄色い材木小屋・2005年秋たけなわ


2011.11.15

親子展を終えて

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僕達の伝統は歴史への敬意と、未来への希望と勇気と冒険心を伴って炎のように美しくかたちを変えながら伝わるもの。それは決して一人のスターの仕事ではなく、連綿と続いていく人間と時間が織りなす姿かたちと思います
 還暦を過ぎてどうやら無事バトンランナーを走れたのは皆様のあたたかな励ましのお陰と心から御礼申し上げます。和光本館の広い会場を作品が埋めることができるだろうかと心配でしたが息子と家族と弟子達の頑張りで多くの皆様によい会場だったとお褒めいただきました







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たくさんの頂戴物をありがとうございました



2011.10.26

いのり_壁掛けの厨子_銀座和光_2011親子展に向けて

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工房の基を開いた祖父南斎の供養が昨年あり、南斎と父保三が手をかけた縁の深い銘木の残材を使い昨夏から小さな壁飾りをいくつも作りました。はからずも木の供養となりましたが、昔はこのように美しい木があったのだと、、美しい木に出会って祖父は仕事を始めたのだと、あらためて自分の仕事の意味を再認識することとなりました

 創造力が豊かだなどと僕はいわれることがあるのですが、ひいては樹木などなど命あるものを人間ごときが創れるものであるわけがなく、僕は縁がありいただいた命を勝手な思いこみで加工しているだけで、デザインといっても大地にふんばっている樹木に勝る美しいものなど作れるはずもなく、自然物に対しての畏怖や敬意、祈りの気持に基づいたよいかたちとは、身のほどを知り真摯な態度なくして決して生まれないと思います
 今や人間は、エネルギーでも何でも思うままに作れるようになったという傲慢が地球を狂わせているのかもしれませんし、毎日われわれがお世話になっている原子力をどうするのだとかなんとかいろいろあるわけなのですが、ありがとうございますの意を自分にあらためて問い直しながら木に大切に接していこうと、僕はいただいた和光展2011のこの機会にあらためてに心に刻みました
  親子展にあたってこのような思いで作った作品にsentaimirokuとネーミングして、昔から日本各地で千体地蔵を刻んだ人びとの心のありかた、さまざまな祈りのかたちに思いを馳せて、僕がいただいた樹木の命へ感謝と祈りの気持を僕なりのかたちに変えてこれからも作り続けていきたいと思います
 美しい自然というものなくして僕達の幸せが成り立つはずがないと思います。 過去への敬意と感謝や未来への祈りは、僕に手をかしてくれている工房の若者たちと縁あって三城に関わる方々の夢や願いなのです
  
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島桑材

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   一位材

 
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黄檗(きはだ)材  


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一位材 

  
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欅材 
 
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杉材

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ごあいさつ

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「銀座和光チャイム誌から転載させていただきました」
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「泉に続く道・2011年10月」


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