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前田純一 blog

2014.05.15

木彫十一面観音と桑材厨子

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僕が修行に入る直前に製作された父の作品のメンテナンス依頼をいただきました。日本の木工とはこういうものかと勉強中の若者にとって良い機会になると思います

著名な会社の老翁とお話ししているうち、当時の製作ご依頼は宗教や蒐集ではなく、職業人としての社会の健康への願いと役割ではなかったかと感じました。この仕事が終えると作品の命が一世期を越えることに誇りを感じ心が引き締まります


木彫 森大造作 桑材の厨子 前田保三作


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2014.05.10

「木材の話」「砥石の話」関野聖雲 昭和16年

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素材やスタイルや工具が西欧化しても、僕たちは日本の樹と刃物と砥石に大きな敬意と誇りと愛着をもって仕事をしています。関野先生は、父保三が木彫の教えをこうた東京美術学校の恩師で僕が預かっている砥石は関野先生がお使いになり、腕を見込まれた父が譲り受けて愛用した銘品です。この小文は僕が生まれる十年近く前につくられた関野聖雲作品集のあとがきですが、断言は経験を得た確かな自信なくてあり得ません。優れた工人の熱意と探求心が端的で僕のような時代に生きる若僧などはまだまだ、といった思いがします、爆汗

関野聖雲-18-2s.jpg
木材の話>>google+

砥石の話>>google+

2014.05.10

ようやく春になりました

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大雪の冬でしたが樹も花も元気に春を迎えています
ペン.gif


2014.02.13

そりあそび

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20年振りの大雪、工房の雪かきはバックホーを使い総出で半日がかりになります
寒い冬も雪かきも峠を過ぎると必ず楽しみが待っている。自然の恵みというものでしょうか?

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2014.02.13

キャスターと折りたたみ棚のついたツールワゴン

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鉋鑿など仕立て方、中古マックの選び方やソフトウエアのインストール、自然のなかで暮らす心構えなど弟子が入ると僕は忙しい。それらが一段落しそうなので各自のツールワゴンを制作させた

補助作業台とも呼ばれているもので、さしがねや鉋、小刀など、手工具や小口台などの収納と作業台を兼ねるものである。折りたたみ板の支えには様々な金物が市販されているが、木工らしくシンプルな構造にした。新考案したストッパーが特徴でたいへん調子がいい

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名前の付け方を以前聞いたのですが

材料名、技法、使い方、の順でよかったでしょうか。

今日作ったのは、焼杉天板折り畳み作業台付き移動道具入れ、のような名前になるのでしょうか

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工芸作品のネーミングは伝統的に「欅材 摺漆仕上げ 銀金物文机 前田純一作」のように材料、技法、仕上げ装飾、用途、作者を端的に表すのが基本です

どのような材料を自然からいただき、工夫した独自の技法で、どのような仕上法を用いて、何に使われることを目的として誰が作ったの意ですが、美しい使う道具という定義が工芸品の本質で絵画彫刻と区別される所以です

これを展覧会に出すとしたら「キャプション」(説明)は

「杉とたも材、おりたたみの台のついたツール ワゴン」とでもかきましょう

大切なのはどれほど機能的であっても美しくないものは工芸品とよばないということで、しかし僕は美しいだけで現代には不必要な機能を伝承しただけのものは工芸の伝統とはなりえないと思っています。さまざまなものがあふれる現代はネーミングにも新しい基準が必要かもしれません



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