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2016.10.06

星の厨子2016のご案内

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家庭の中に神棚や仏壇が消えましたが、朝手をあわせると、きっとよい一日がはじまると思えます

今年の娘へのプレゼントは星の厨子にしました





2014.08.19

落葉松としつらえる和の暮らし 2014年木の匠たち展

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松本城や松本平の民家の破風に使われた歴史をもつ落葉松(カラマツ)は、戦後植林された材が立派に育ち、最近住宅の外壁や床に使われ始めましたがまだ家具につかわれた例が少なく、工房では数年前からこの材の魅力を探りながら試行錯誤しています。

秋に葉を落とすめずらしいこの樹は、信州で戦後植林され、ようやく僕達と同じ年になりました。檜や杉の柔らかさと広葉樹のような強さを合わせ持つこの木を僕はこれからの作品作りに生かしていこうと思います。

 松本は朝夕にはかすかに秋の気配を感じるようになりました。機会がございましたらご覧いただくのを楽しみにしています



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2014.05.24

お色直ししてM夫妻宅へ サークルテーブル

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山暮らしを初めた1984年すぐ必要になったもの、僕が初めて作ったダイニンゲテーブルは工房建築の廃材で作った直径1メートル20センチの円形で初めて鉋目を試みたもの、円満な家族を願ってネーミングした思いで深い作品です

鈴木メソードでヴァイオリンの先生をしているAさんとは、松本で開かれるメソードのサマーキャンプに参加する子供たちと工房の庭でホームコンサートを始めた23年来のお付き合い。以後大勢の子供たちのヴァイオリンの音色が爽やかな三城の風に乗りました
昨日納品させて頂いたサークルテーブルは2000年製、お色直しをしてAさんの新家庭で新しい時を刻むことになりました。保健所で処分される寸前だったライカとともに樹の命を繋ぐことができて感謝です


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2014.02.13

キャスターと折りたたみ棚のついたツールワゴン

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鉋鑿など仕立て方、中古マックの選び方やソフトウエアのインストール、自然のなかで暮らす心構えなど弟子が入ると僕は忙しい。それらが一段落しそうなので各自のツールワゴンを制作させた

補助作業台とも呼ばれているもので、さしがねや鉋、小刀など、手工具や小口台などの収納と作業台を兼ねるものである。折りたたみ板の支えには様々な金物が市販されているが、木工らしくシンプルな構造にした。新考案したストッパーが特徴でたいへん調子がいい

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名前の付け方を以前聞いたのですが

材料名、技法、使い方、の順でよかったでしょうか。

今日作ったのは、焼杉天板折り畳み作業台付き移動道具入れ、のような名前になるのでしょうか

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工芸作品のネーミングは伝統的に「欅材 摺漆仕上げ 銀金物文机 前田純一作」のように材料、技法、仕上げ装飾、用途、作者を端的に表すのが基本です

どのような材料を自然からいただき、工夫した独自の技法で、どのような仕上法を用いて、何に使われることを目的として誰が作ったの意ですが、美しい使う道具という定義が工芸品の本質で絵画彫刻と区別される所以です

これを展覧会に出すとしたら「キャプション」(説明)は

「杉とたも材、おりたたみの台のついたツール ワゴン」とでもかきましょう

大切なのはどれほど機能的であっても美しくないものは工芸品とよばないということで、しかし僕は美しいだけで現代には不必要な機能を伝承しただけのものは工芸の伝統とはなりえないと思っています。さまざまなものがあふれる現代はネーミングにも新しい基準が必要かもしれません



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2013.06.20

鎌倉K邸_水屋の制作

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幼なじみのCさんとは父同士が東京宝町時代からのおつきあい、大切にされているいかにも鎌倉らしい古いお住まいには「ちび庵」と名付けられた小間があり2011年に水屋制作のお話をいただきました
伝統は破って新しく作り出すものと無頼漢にも僕は茶道具を敬遠気味に生きてきましたが、とらわれずに自由に日常のお茶をたのしみたいとのご意向に加え、中心となる水屋棚は父が工房兼住まいを東京から移した1970年当時、僕が会社を辞めて弟子について初めて命じられた鎌倉の新居のための制作だったという思いで深いリクエストです
 制作などとはおこがましく、父の描いた図面の難しい骨組み手番をさせていただいただけなのですが、 無駄がなく目にもとまらない父の手さばきにドキドキしながら見習った電動工具のない時代の手作業、すこし厚い(コンマなんミリです・笑)などと指摘をいただいて一年以上もたもたやっていたのではないでしょうか?
 構成がものをいう日本の飾棚の制作には、筥とともに優れた美的要素が必要ですが、厳しい師匠は気長に僕の幼稚な仕事を見守り、今の僕に取り得があるとすればこの時に身についたものと師匠の大きな優しさがようやく身にしみるこのごろ、厳しさからしか生まれない時を超えた美しいものの誕生に関わることができた幸運の感謝と偉大な日本の伝統のおもしろさをみなおしています

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