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ギフト

2010.02.22

桐箱にいれる、国産間伐材一年箸の包装。

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「お祝いにおくりたい。」と
信州の間伐材で作る一年箸を御注文いただいたお客様。

桐箱にお箸2膳とお箸置き2客を揃えさせて頂き
納品いたしました。

その場にふさわしい装いで
私どもの作品をお渡し頂ける事、嬉しく思っております。

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[ 1000円~3千円の作品 ] [ m4の信州の木をつかう取り組み(経産省認定事業) ] [ ギフト ] [ テーブルウェア ] [ 信州カラマツ材 ] [ ] [ 箸置き ]

2010.01.27

制作風景・石けん置き

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石けん置きも20個程制作して
木曽ヒノキ、木曽ヒバ、栗材などいろいろ試して
形ができあがりました。

近日中にgalleryやonlineShopにてご紹介させて頂きます。

[ 3千円~5千円の作品 ] [ ギフト ] [ ヒノキ材 ] [ ヒバ材 ] [ 栗材 ]

2009.10.29

制作風景・鰹節削りの納品

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鰹節削りの納品が続いております。
今月は5台も御使い下さる方が決まり、本当に嬉しく思っております。

9月に雑誌nidさまに掲載され、
先日もまた別の雑誌に取材をして頂きました。

指物の技術を込め
木曽の桧など県内の材を使い
最新の鋼を組み合わせて作る鰹節削り。

私にとって大切な作品のひとつです。
これからも益々頑張って制作を続けたいと思います。



[ 3万円~5万円の作品 ] [ ギフト ] [ 指物 ]

2009.10.07

制作風景・鰹節削り2009秋

【制作風景・鰹節削り2009秋|12】
IMG_5522.jpg仕上げと銘入れ。

制作も終わりを迎えます。良く研いだ鉋で削り上げ、良く研いだ刃で銘を入れる。振り返ると短い時間に感じられる作り手の時間。使う方の時間の方がもっと長いのだから、その時間の量に耐えられるだけのエネルギーを込めなくてはならない様な気がしています。

何 年も経って、ふと気付いて頂ける様な私たちの想いのようなものがあれば幸いだと考えています。それにはやはり、人生の時間を注ぎ込んだ制作でなくてはなら ないなと、つくづく感じるようになりました。一朝一夕ではなく修行の1日目からの堆積が吐露するのであれば、やはり厳しい道だと思います。

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左:鋸で切りそろえている背面。右:鉋という道具は面を作る為の道具です。


【制作風景・鰹節削り2009秋|11】
IMG_5529.jpg蓋の仕上げ。

ただの四角い箱の、ただの四角い箱ではない理由...それは手に触れる場所にふさわしい細部であったり、自然の素材である木の本質の美しさをどこまで損ねずに自らの求める作品に使わせて頂けるのかという畏れと尊敬の気持ちであったりするのだと思います。

樹はそのままでは物を入れる箱にはつかえないけれど、立ち木の美しさは揺るぎのない美であって、加工のはじまる伐採の瞬間からその美は崩壊してしまいま す。命を頂き用途を満たす為の制作をするのであれば、せめて樹のもっていた美を想い描かなくてはいけないような気がするのです。

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左:仕上げ鉋のかかった蓋。中:基準の面をとります。右:最後の磨きにつかう、研草。




【制作風景・鰹節削り2009秋|10】
IMG_5460.jpg寸分の狂いもない...指物の表現にときおりみられる言葉です。

分(ぶ)といえば、約3ミリ。さすがにそんな隙間を空ける訳にはいきませんが、引出しを削り合わせる仕事はひとつひとつの閉め心地を作っているのと同じで、その必然として隙間なくピタリと収まる事になる。引出しが中まで入ってとまった瞬間に木目が揃うと、独特の充足感に満たされます。

鰹節削りは、頻繁に持ち上げる道具ですから、すこしだけ固めにこしらえて引出しがずれ落ちる事のないようにしています。

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左:ニセアカシアの引出し。
右:欅とニセアカシア、どちらも魅力的な風情です。


【制作風景・鰹節削り2009秋|9】
P1030325.jpg鰹節削りに限らず、引出しを制作する作品の場合必ず「引手」の事を考えなければなりません。

木の仕事を進めながら、頭の片隅にある金属の仕事の段取り。小さな小さな部品ですが、ピリリと際立つアクセサリーの様に、木と馴染み、木に映え、木をひきたてる事ができるようにと考えていると本当に悩ましく面白い部分となります。

頭の中にあった引手のデザインは、木の本体部分の制作が進むのと同時に頭の中ではっきりと形が浮かび、あるタイミングで引手の制作を始める。今回もサイズに悩み抜いてひとつの図面を描き終えました。鉄材は大好きな素材ですが、人間の不思議な感性なのでしょうか、銀を溶かし流す事で命が吹き込まれたかのような気分になります。金、銀の魅力というのはその永続性からなのか、僕は惹かれます。

ひとときの焰の時間が過ぎて、正面と上面に銀彩と鉄の地金のコントラストある引手ができあがり。その風情に一安心をしています。

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上:銀鑞による彩りを終えたばかりの引手。これにヤスリで面を取った後、磨きあげて行きます。
下:削りつけの最中の木部。いよいよ制作も先が見えてきました。



【制作風景・鰹節削り2009秋|8】
IMG_5398.jpg箱は外側にあわせて内側を作ります。ホゾなども穴にあわせて首を作るのですが、種子の落ちた環境にあわせて育つ樹々のように、場所にあわせてその内部をこしらえて行くのは人間の営みに似て愛おしい時間です。

...鏡板を仕上げて行きます。いよいよ引出しを固める直前。箱物は固めてしまうと内部の作業は困難になるため、その前に全ての仕事を終えておかなければならず、段取りを間違えないよう進めて行く必要があります。

鏡板の内側を仕上げるときに、我が家の受け継ぐ形があります。鏡板はなるべく厚くして構造の強度を高めておきたいのですが、引出しをあけたときに分厚い板が目に入るのは興ざめ。そこで板の上部を曲面に仕上げて風情を保っているのです。

気心というのか、センスというのか、わかりません。しかしそこは「そうでなければならない」のです。この感覚が自分に宿っている事こそが、まさに家業の営みなのかもしれません。

【制作風景・鰹節削り2009秋|7】
IMG_5388.jpgいよいよ外形が見えてきました。固め終わった蓋や身の部分の目違いを払いながら仕上げを進めます。同時に要の鉋部分を箱の内寸ピタリに合わせるため、慎重に形を削り合わせて行きます。

鉋は木目の美しいニセアカシア材。通常は樫材などを使いますが、ニセアカシア材は桑にも似た木目と光沢、またその堅さから大変気に入っています。鉋刃は通常の鉋よりも寝かせて仕込んでいる為削り心地が気持ちよく、特注の鋼の為長く切れ味が持続します(お好みにあわせて特別に鉋を仕込む事も出来ます。)ひとつひとつの鉋が納まりはじめると、この作品の制作もいよいよ山場を迎えます。

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左:鉋を支える桟の取り付け。中:蓋もぴたりと合わせます。右:ニセアカシア材の美しい木目。



【制作風景・鰹節削り2009秋|6】
IMG_5362.jpg鏡板の概形が決まると、ようやく引出し部分の制作がスタートします。固められた身にあわせて鏡板を作る事によって、後の作業はすべて鏡板基準で進める事ができます。

まずは側板と底板、向板の寸法を決めます。それぞれに仕上げ代をのこして最終的に閉め心地の良く、密閉性の高い引出しにできるようにしていきます。また、側板のホゾになるミゾもこの時に作っておきます。

次は、鏡板に側板と底板が入り込むしゃくりをつけます。その胴付き部分を基準に、今度は向板の胴付きをすこし小さめにとってこちらはホゾに。際鉋で内隅を仕上げた後、それぞれに固めの準備として仕上げ鉋をかけます。

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左:ここでも一枚の長い板から引出しの側板、向板、側板の3枚を木取っています。
右:引出し固め直前。
数があると仕事が手について早く美しくなります。



【制作風景・鰹節削り2009秋|5】
IMG_5312.jpg身の箱組が終わると、いよいよ佳境の引出し部分の制作に進みます。

あくまで直角を基準に制作してきたこれまでの工程から、今度は現物基準になってきます。10台あれば10台の現物にあわせて、ひとつひとつ引出しをしつらえて開け閉めの心地を追求していく。非常に張りつめた制作の時間です。

そのスタートが、一番緊張感のある「鏡板のあわせ」の仕事。身の開口部分にきちんと木目が揃い、なおかつ寸分の隙間がないように板を合わせていきます。緻密な作業の繰り返しに耐えてピタリと収まった鏡板を見ると、まるで木が生前に蘇ったかのように生き生きとしてくれる様な気がするのです。

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ようやくはめ込まれた鏡板。いくつかはもうお客さまが決まってきました。嬉しい限りです。



【制作風景・鰹節削り2009秋|4】
IMG_5302.jpgこれまではバラバラになっていたいくつかの板材が、蓋や身の部分に組上げられていくに従って一気に形を成していきます。この突然の変化がやっている本人にも面白く、これこそが板を組み合わせる指物の技術の神髄なのだろうと思っています。面と面を構造にして立体にし、用途を満たす。その極小から目的に至る醍醐味を楽しんでいます。

注意をして動かして来た材量の組み合わせが確定する事ですこし気分も楽になります。全ての木目がきちんと繋がるとやはり気分が良いもの。その為のスミの付け方など細やかな部分は職人の素材への愛情なのかもしれません。

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左:底板をつける為に削りつけているところ。中:底面を仕上げた身。右底:板を接合する。


【制作風景・鰹節削り2009秋|3】
IMG_5293.jpg「鰹節削り2009秋」の制作が順調に進んでいます。木曽桧を削ると立ちのぼる芳香に気持ちの引き締まる思いで当て台に向かう日々を過ごしています。

12台の鰹節削りは全ての板に相印がつけられて、一枚一枚使う場所が決められています。それを崩さぬように作業を進めていくのも手慣れていないとできません。ひとつひとつ確認するのではなく、自然で規則的な流れで仕事ができるようになれば必然的に組み合わせがバラバラになるような事はない...引き継がれる伝統の技は、子細にわたり合理的になっているのだと感じる瞬間です。

隣の小さな当て台では、手番についている早川さんが印のつけ方、板の動かし方、道具の動かし方などを一生懸命に覚えている訳ですが、その懸命さで「正確に、速く。」を目標にすれば自然に仕事は美しくなり、仕事場も美しくなるのだと気付く事になるのだと思います。



【制作風景・鰹節削り2009秋|2】
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厚み、巾、長さがどれも正確に(矩をみて)製材された板。そこにホゾを作っていきます。まずは溝や穴を先に作るのが基本。今回の鰹節削りでは丸鋸をつかって正確に溝を作ります。

その後で差し込む木のホゾを作る。胴付きを正確に取り、しゃくってホゾ首に仕立てます。機械の仕事をいかに正確に、均一にするか。これが非常に大切な仕事となります。機械のメンテナンスや、正確に仕事ができるような工夫と改造が、ここでモノを言う訳です。

...さらに、ここからは手の仕事。木口台と長台鉋の登場です。これが、職人の技の精度となるのでしょうか。胆所を見極め、「逃げ」を用意しておく。それが、木の伸縮への受け身やより高い精度へのポイントになってくるのです。

IMG_5287.jpg今回の鰹節削りは、木曽の桧が蓋、身を同じ木から製材してるので全ての木目が連続しています。ひとつひとつ違う木曽桧の美しい木目を全体で表現できるのではないかと期待しています。

鏡は欅と針槐(はりえんじゅ)の2種類。こちらも蓋、身、引出しの鏡板を同一の木から木取っていますので出来上がったときには一枚の板のように見えるのです。


※写真の赤い木が欅。黄色が針槐=別名ニセアカシアです。






【制作風景・鰹節削り2009秋|1】
IMG_1362.jpg父 の弟子として修行を初めて2年目の早川さんに教えながら、鰹節削り12台の制作を進めています。箪笥の制作などで少しスピードが緩んでいましたがいよいよ 箱組に進んでいきます。図面と仕上げ代などを伝えておいて、彼女がきちんと製材をしておいてくれた為スムースなスタートです。

前回制作したときには遊び心が顔をだして木口を現した引出し上部のホゾを今回は一般的な胴つきのホゾにします。普遍的なホゾをきちんと手に宿したいと願っているのです。

...連休中という事で、今日は工房に2組のお客さんを御迎えしました。サイトをご覧になって立ち寄って下さる方が増えてとても嬉しく思っています。ますます制作にも身が入ります。























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