ご縁を頂き、松本の400年来続くお祭り「あめ市」で本町二丁目の御神輿を担がせて頂きました。今年のあめ市は、1月9日、10日の開催。
地域の祭りは歴史、気候風土、現在の暮らしまで様々な地域固有の文化に触れるひとつの最高の機会かもしれません。しきたりやしつらえに、その地方ならではの個性がうつしだされているようで興味がつきることなくわいてきます。
また、準備、炊き出し、片付け、協力してくださる方々...現在もそのお祭りを続けるために御尽力なさっている地域の方々の想いというものが現在進行形の歴史を形作っている実感がありました。
祭りが終わったあとの町並みやいつもお世話になっているお店の景色がそれまでと違っているかのように見えたのは、風景を裏打ちしている「地域の暮らし」というものに少し触れる事ができたからなのかも知れません。
松本に来て26年目。松本にまたひとつ近づかせて頂けたような感動の一日でした。
祭りの始めにとりおこなわれる、本町一丁目と本町二丁目の応援合戦。
若頭のハッピは、なんと革でできています!温かそう!
僕のお腹に仕込まれたのは、沿道のお客様用のお年玉と御神塩。
道中に「神輿お休み処」が用意されていて
6回の休憩がはいります。その度に振る舞いを受け、
お返しに神輿をお店にむかって3回「練り込み」ます。
最後はご祝儀で頂く銭湯券を使わせて頂き、冷えきった体をあたためました。
ここにも、歴史が息づいています。
【あめ市の起源...web上記事より抜粋】
あめ市の始まりは、今から約430年前といわれています。
永禄11年、甲斐の武田と対峙する今川、北条両氏は武田領(甲斐・信濃)への
塩の商いを禁止しました。
武田領はすべて山国であったので、甲斐・信濃の人民は大変難渋しました。
越後の上杉謙信はこれを聞き「戦いは兵をもってするもの
だ」といって
自領はもとより他領の商人に対して値段を上げることなく塩を送ることを命じました。
1月11日はその塩が松本に到着した日として、これを記念
し始められた「塩市」が起源といわれています。
それが江戸時代の前半には「あめ市」となり、
幕末から明治以降は「初市」と呼ばれ、近年ふたたび「あめ市」
に戻り、現在に至っています。