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チーク材のミュージックキャビネット
1996 - maedaJunichi
間口83cm高さ1m10cm奥行33cm
このころから公募展で入賞することに興味がなくなり、作るものは自分の使いたい好きなものと決めて一生愛用の道具は小さいほうがいいという考えるようになっていました。これは同じ考えで音楽好きのN氏に注文をいただいて設計制作したもので小さなキャビネットにはカーステレオと10cmのスピーカーを組み込んであります。独特のゆるく曲面を描く紫檀の反射板は固定式で、音質や音量よりも聴き疲れないことを優先して音がこの反射板によって拡散されて部屋にシャワーのように広がる構成は三城の住まいや工房で使われているものに共通です
100ボルトを12ボルトに変換するトランスの放熱を秋葉原で手に入れたアルミシンクで外部に逃がす構造でスイッチを入れると真空管のようにほんのりと赤い電球がつくようにデザインしました。このころはカセットテープの時代でしたので前面左下は手書きのラベルを立てる小さなスペースになっています。数年前壊れた機械を交換して現在は横浜の幼稚園で子供たちに楽しい音楽を聞いてもらっています




