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1.お知らせ

2018.10.09

安曇野アートヒルズミュージアムさまにて

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安曇野アートヒルズミュージアムさんが今年始めて開催された「アートヒルズ安曇野マーケット」。そちらでつかう出展用にと、私どもの組立式テントを採用していただきました。


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今年5月に松本市本町商店街さんが採用してくださったのと同じタイプ。カラマツのフレームに、白いビニル製の屋根と側面の幕によって構成されていて、工具なしで簡単に組立可能です。


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会期中は20台のテントが安曇野の青空にカラマツの色が映えて、とても良い景色になっていたように思います。主催者のアートヒルズさんにも喜んでいただき、出展者さまにもお褒め頂き、大変うれしい秋のイベントになりました。

2018.09.28

オリジナルのキッチン制作を始めます。

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肌寒い曇り空が続き、すっかり秋めいてきた松本です。今年の秋冬にかけて、来年の春にむけて、スケジュールを確認しながら仕事をすすめていきますが、いくつものワクワクするような制作がつづき本当にありがたく思っています。それぞれにしっかりと情熱を注ぎながら向き合っていこうと考えています。そして、ひとつひとつの制作に加えて、2019年からm4はキッチン制作にエネルギーを注いでいこうと準備しています。



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m4 kitchen / ウッドワークトップ(ウェスタンレッドシダー・ラフソーン+浮造り仕上)

キッチンは暮らしの中心にある大切な空間だと考えきた私たちは、これまでにもいくつものキッチン制作をさせていただきました。それらの経験を踏まえて、機能的で情緒にもあふれるような、魅力あるキッチンのご提案をしたいと考えています。システムキッチンや既製品、DIY、あるいは家具作家の一点物という既存の商材の隙間に、ひっそりと、けれど私たちでしかつくれないようなキッチンが選択肢のひとつとして考えていただけるようなればと願っています。



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m4 kitchen / メタルワークトップ(アルミニウム鍛造)

私たちは昨年、パドルというダイニングテーブルのシリーズの制作を始めました。フルオーダーのテーブルにくわえて、3種類の形、2種類のフレームデザイン、いくつかのサイズから選んでいただくこのテーブルは、おかげさまでこれまでに多くのお客様がお使いくださっています。キッチンではレールシステムなどの家具金物や、異素材の天板素材を扱いながら、自由度の高い設計システムを準備してお客様それぞれのキッチンライフを充実したものにできるような提案をしたいと思っています。



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m4 kitchen / 左官ワークトップ(モールテックス・ダークグレー)

全て木製が最善とは考えない。これが、レザーや金属などさまざまな適材をとりいれたデザインに取り組んできた私たちのキッチン制作のビジョンです。これまでにおつきあいいただいたいくつもの協力会社との連携から、最善の仕様が導けるように準備ができています。旧知の仲である左官職人とは共に仕事に取り組んできた実績があり、美しい左官仕上げの天板を作る事が可能になりました。家具金物についても、これまでの制作で取り扱ってきた信頼あるメーカーさんのものを採用します。キッチンの収納についてのリクエストは千差万別。また、家具金物の進歩も目まぐるしいスピードです。実用的な設計のために常に先端のメーカーさんの協力を得ながら最適な提案ができるような体制も整えました。



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これまでm4が培ってきた無垢木材を扱う知識、お客様の要望から導き出す最善の設計。それらの経験を活かしてキッチン制作に取り組むことを楽しみながら準備してきました。もちろん、地域の木材を採用することもご提案していきます。幸いなことに、来年から事例も増えていくことになりそうです。その都度ご紹介をしてまいりますので、ぜひご覧いただきますようお願いいたします。もちろん、新築やリフォームでのキッチン制作のご相談も心よりお待ちしております。





2018.06.28

新しいスツール、信濃毎日新聞さんの懸賞品に。

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これまで制作してきたステンレスフレームのスツールをリニューアルしました。カラマツを柾目にはぎあわせて手鉋で削り込んだ座板をのせて、軽く、安定した構造にしています。気軽にもちはこべる美しい家具は、日々の暮らしをとても気持ちよくしてくれるものです。

このスツールは、信濃毎日新聞社さんが毎年開催している購読者さん向け懸賞企画、「ありがとう大懸賞」の2018年第一弾で景品に採用していただいています。有名旅館の宿泊券や長野県の伝統工芸品「お六櫛」などたくさんの魅力的な懸賞品とご一緒できること、とても嬉しくおもいました。そろそろご当選の方には発送されるころでしょうか。お手元でつかっていただけることがとても楽しみです。

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座板の削り込み作業。カラマツは手鉋で丁寧に加工することで美しく輝き、とくに木口のストライプ模様は独特の雰囲気をかもしだしています。

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職人、山﨑さん。カラマツの加工の経験も豊富になりました。

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ステンレスフレームの部材。手加工での作業が、金属の部品にも温かさを宿らせるような気がします。


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stool md401
w450 d320 h360
shinsyu-karamatsu,stainlessSteel
¥45,000-(税・送料別)



2018.04.09

南相木村の村長室に家具を納品いたしました。

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およそ1年の時間を費やした家具デザインのプロジェクト、無事に納品させていただきました。
振り返れば10年を超える時間、地元の針葉樹での家具作りに取り組んできて
ひとつの節目となる家具作りができたことに大きな喜びを感じました。

南相木村は八ヶ岳山麓に位置する自然豊かな山村です。
標高1,000メートル、土地の8割が山林・原野というこの村では
古くからカラマツが植えられ、これから伐採の適期を迎えます。

2016年末に始まったこのプロジェクトは「村の木で村長の机を作れるか」という
役場の方からの問いかけで始まりました。
八ヶ岳山麓のカラマツを使った経験もあり、大変な名誉と感激しながら
ぜひやらせていただきたいと即答したのを覚えています。


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2017年7月、実際に家具に使うカラマツを選木。
事前に家具用材としてどのようなカラマツを求めるかを
子細にお伝えし、そのようなカラマツがあることが期待できる
候補地を村内に4箇所ピックアップしていただきました。






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役場の方、地元林業者の方、企画に携わるコンサルの方、
製材乾燥を担当していただく林友ハウス工業の竹腰さんなど
総勢20名ほどでリサーチをしました。車で林道を移動しながら
斜面の方向、沢筋との位置関係、風のあたりかたなどをみながら
具体的にそのエリアのカラマツを一本一本見極めていきます。
カラマツ材での家具作りの経験は増えてきているものの、
丸太の木口をみるならまだしも、立木の状態でのカラマツをみても
初めは材となったときの事は想像もできないような状態。




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一見なにも変化のない樹皮にも、教えられると節の名残り、枝の折れた跡、
ヤニの流れなど、材を想像するヒントが隠されています。
この土地で育った林業者の方が慈しむようにカラマツを触るのが
とても印象にのこるひとときでした。



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多くの方の知識、経験、そして予想を持ち寄りながら
それぞれのエリアで数本ずつ、家具用材として使いたいカラマツを選びました。
秋になり、木の中から水分が抜けてから伐採する、その時までに
所有者の方と調整をしていただきながら実際
に伐採する木を決めることになりました。



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11月15日、伐採に向かう車中からは新雪を纏った八ヶ岳山麓をみることができました。
厳しいこの寒さに耐え抜くことがカラマツ材を鍛え、美しい木材にする。
そう感じている私たちにとって、この日の天気は
まさに今を生きているカラマツを、
「使うために。」と植えた人々の想いをまとって伐採するために
勇気を与えてくれるような青空でした。




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夏に青々としていたカラマツも落葉がおわりつつあり
森のなかはまったく違った景色となっています。
いよいよ伐採のタイミングがきて、夏に賑やかにこの林を歩いた時とは違う
静かな緊張の時間に包まれました。




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張り詰めた冷たい空気が、チェンソーによって震えていきます。



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28メートルを超える素晴らしいカラマツ材。




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想像していたよりもずっと整った年輪。



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トラックに積み込み、いよいよカラマツの樹がカラマツ材となる工程がはじまります。


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夏に選んだ木が、概ね地元の方々の予想通りだったことに感動もしました。
きっと予想が「控えめ」だった分だけ、期待以上となった伐採でした。
材が運ばれると、真新しい切り口の切り株がいくつものこっています。
意外かもしれませんが、痛ましいと思う気持ちは小さくなって
むしろこの材を植えた人、育てた人の想いに報いたいという
責任感に耐えるのが、植林された針葉樹を扱う木工の心境です。


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伐採から製材、乾燥へは駆け足で作業を進めます。
納期を見据えると乾燥にかけられる時間は最小限。
反りのでやすいカラマツ材を扱うにあたり
乾燥時間の短さは大きな不安要素になるのです。
製材乾燥は、もう10年以上カラマツ材でお世話になっている
安曇野市の林友ハウス工業さんにお願いします。



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南相木村から安曇野に運ばれたカラマツの丸太を
家具につかうことを前提に製材します。
根元に一番ちかい太い部分は、山で60cmほど伸ばして造材してあるので
製材前に一番太い部分を短く切り落とし、巾広で目の面白い家具材をとります。
樹皮からではわからなかったさまざまな内部の様子が丸太の断面からみてとれます。
この日は選木、伐採にも立ち会ってくださった双葉林業の高見沢さんが
八ヶ岳から駆けつけてくださって製材方法のヒントをくださいました。


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いよいよ製材。目指した方向に鋸をいれるように
細かく台車の調整をしていただきます。



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このカラマツが、どのような材になるか。
天命が人事に変わる、最も緊張する瞬間。


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製材の方針、仕上がりに対する製材寸法。
これまでの経験で自信がある部分に迷いはありません。
そうしてでてきたこの板が、このあと2週間ほど乾燥炉にいれられます。




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養生期間を経て、乾燥がおわったカラマツ材。
赤みを帯びた美しい表情になっています。



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この後、工房での作業を経てできあがった家具は
デスク、チェア、サイドテーブル、ローテーブルの4種類。
今回の取り組みは、南相木村の資産のひとつである
村産カラマツで、どこまで魅力ある家具が作れるかという
使命を帯びていたと思います。そのために、
「村一番」のカラマツを
「村一番」の目利きが選んでくださいました。
その材をつかった家具は、
村のシンボルとなるような家具でなくてはならないと
懸命にもがいて形にしていきました。
材の準備と並行して描き続けたスケッチが
とても懐かしく思い出されます。


ぜひ出来上がった家具も、下記ページよりご覧いただければと思います。
>http://www.atelier-m4.com/gallery/-minamiai.html








2018.03.06

連続トークイベント「このまちで暮らすこと。」 #2 山のあたり

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おはようございます。週末から続いていた暖かな日にくぎりがついて
今日は雪が積もった標高1350メートルのm4のアトリエ。
三寒四温とはまさに、この季節の信州を表すかのような言葉に感じられます。

明日は、全5回で開催される連続トークイベント「このまちで暮らすこと。」の2回目の日です。

「山のあたり」と題して、ゲストに編集者の若菜晃子さんをお迎えして
松本の地理的な山との距離感や、暮らしのなかでの関わりを切り口に
このまちの暮らしについて改めて考えてみたいと思っています。

若菜さんは1991年に山と渓谷社に入社され、山と渓谷の副編集長などを経て独立。
山や自然、旅に関する雑誌、書籍を編集、執筆され、現在は雑誌「murren」の発行もされています。

聞き手は木工デザイナーの三谷龍二さんとm4の前田大作。司会は栞日の菊地徹さん。

仕事柄、松本には昔からゆかりある若菜さんの「外からの目」でこのまちを見たり、
松本に移住して37年となる三谷さんの想いを交えてみたり、
どのように話題が進んでいくのかいまからとても楽しみです。

前田の役割としては、地元の材料をつかう木工について、というところかと思います。
先輩である三谷さんとは、素材としての木材、あるいはその生えている場所としての
「山」について、お話ができるかもしれません。

また、このイベントは松本で働く方にぜひ聞いていただきたいと
平日の夜に企画をしています。まだ残席はあるようですので
ぜひ椅子席の申込みをしていただき、ご参加いただければと思います。



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連続トークイベント「このまちに暮らすこと。」
#2 山のあたり

このまちに暮らしていると山を身近に感じることがたくさんあります。
市街地からのアルプスの眺めはもちろん、
車で数分走れば田畑や木立の風景の中に身を置けることも、このまちの贅沢のひとつです。
暮らしのそばに豊かな自然があることを改めて考えます。


▼ ゲスト:若菜 晃子(わかな あきこ・編集者)
▼ 開催日:2018年3月7日(水)
▼ 開催時間:19:00〜20:30
▼ 開催場所:無印良品 イオンモール松本店 OPEN MUJI
▼ 参加費:無料
▼ 聞き手:三谷 龍二・前田 大作・菊地 徹


>申込みはこちら(無印良品イベントページ)



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