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2.展覧会・イベント

2017.10.13

唐木さち・奈良千秋・前田大作 三人展

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展覧会のお知らせ

唐木さち先生、奈良千秋先生と前田大作による三人展を開催します。

唐木先生による美しい野の花と、奈良先生の美しい白磁の造形。前田大作は指物の家具を中心に挽物など制作をしています。

ぜひご予定頂き、会場にて御高覧賜りますようお願い申し上げます。

唐木さち・奈良千秋・前田大作三人展
会期 10月27日-30日 11時〜17時
会場 手仕事商會すぐり 長野県松本市中央3-2-13小道入ル





2017.09.07

ビングデザインセンターOZONEにて第14回椅子塾展

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本日より「第14回椅子塾展」に出品します。

この展覧会は椅子デザイナーの井上昇先生が
1999年に設立した「椅子塾」の塾生とそのOBによる展覧会。

椅子塾は現在80期を迎え、国内外で活躍中のデザイナーを含め卒業生は314人とのこと。
今回、m4もOBとして参加させていただき、下記3点の家具を展示いたします。


1点目は季刊誌「住む。」61号にて紹介していただいたダイニングチェア"md401"。

掲載時からフレームの形状、座板、背板、全て少しずつブラッシュアップして
より掛け心地よく、より洗練された椅子を目指しています。



2点目は昨年発表したテーブル専門のブランドpaddleからラウンドテーブル。
八ヶ岳山麓で育ったカラマツの天板とステンレスロッドのフレームのダイニングテーブルです。

paddleは「名作(椅子に似合う)テーブル」。木製脚やスクエア形状の天板、
さらにエクステンションテーブルもラインナップしています。
ぜひ詳細は下記のurlよりご覧いただきたいと思います。
>https://www.paddle-finetables.com/



3点目は今年5月に家具メーカー同士が集ったブランド"intermaker"の小さなスツール。

"furnituremakers stool"と名付けたこのスツールは、友人で家具職人仲間の前澤さん(block atelier furniture)と制作したもの。前田がデザインを、前澤さんが製作を担当しています。旭川で修行した前澤さんの精緻な技をぜひご覧いただきたいと思います。

intermakerは、手仕事の家具をいろいろな視点で、広い視野で作りたいと立ち上げたブランド。
ここ数年の仕事も掲載されていますので、ぜひ下記のwebページもご覧ください。
>https://intermaker-furniture.jimdo.com/


▼第14回椅子塾展(入場無料)
▽2017年9月7日[木]-19日[火] 水曜休館
▽10:30-19:00
▽リビングデザインセンターOZONE 6F ロードサイドスクエア・パークサイドスクエア(163-1062東京都新宿区西新宿3-7-1)


また、9日には椅子塾セミナー「椅子デザインの現場から」と題したトークイベントが開催され、前田大作も登壇させていただきます。

▼椅子塾セミナー「椅子デザインの現場から」
講師:清水慶太(プロダクトデザイナー)、河東梨香(テキスタイルデザイナー)、前田大作(木工家)
聞き手:井上昇(椅子塾塾長)
▽日時:9月9日[土]15:00-17:00
▽会場:8Fセミナールーム
▽定員:50名(申込不要)

こちらにも合わせてご参加いただければ幸いです。

どうぞ宜しくお願い致します。



2016.11.26

新しいテーブルシリーズ「paddle」をスタートします

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atelier m4 は、テーブルのシリーズ「パドル」の制作をはじめます。

木という素晴らしい素材が、日々の暮らしの道具として使われ、その時間が味わいを増してゆくこと。
その為に、木の天板は昔ながらの方法でひとつひとつ鉋をかけ、手作りすることが欠かせないと、これまでの経験のなかで私たちは感じてきました。そしてそれが大勢の方の生活にとってかけがえのない豊かさにつながるような実感も強くあるのです。

パドルは、そんなテーブルがより多くの方に「実際に使って頂ける様に」願ってデザインするブランドです。手作りの手間をかえずに、素材や構造などを絞り込むことで求めやすいものにしたいと考えています。

フォルムはシンプル。古い校舎を訪れて出逢った学習机のような、使う人、使う場所、使う時代すら超えられるような、普遍性のある形と佇まいを目指し、板厚、部材のシェイプ、面取りなどの細部にまでしっかりと職人の目と手を配っています。

このパドルのテーブルのカタログモデルのいくつかは、既に11月から県内各地の「工房信州の家」さんの展示場、モデルハウスで展示していただいていますが、新たなブランドの出発を知って頂きたく松本市内の村山人形店さんのお店をお借りして発表展示会を開催します。

産声をあげる頼りない瞬間ではありますが、普段からおつきあいさせていただいている方々にぜひご覧頂き、ご意見を伺いながら育て始める、節目の展示発表にしたいと考えています。

ぜひご来場頂きます様、心からお待ち申しあげます。


■paddle 新作テーブル発表会
□日程:2016年12月2日・3日
□時間:11時〜18時
□会場:村山人形店 〒390-0811 長野県松本市中央2-5-32

■レセプションパーティ
□日程:2016年12月2日
□時間:19時から20時

会場では3つの新作テーブルを展示します。
・ラウンドテーブル:180*90cm・カラマツ
・スクエアテーブル:180*90cm・クリ・ステンレス
・iloli extensionテーブル:90-135*60cm・カラマツ・ステンレス

paddleの制作にあたり、馴染みの製材屋さん、快く会場をお貸しくださった村山さん、レセプションで軽食を用意してくださる料理家の佐々木さんなど
地元の友人に助けて頂ける事を大変嬉しくおもっています。さらに、このプロジェクトにおおきなアドバイスと多大なるご協力をくださる
フォレストコーポレーションの小澤社長に、そして信州の山にたくさんの木を植えて育ててくださった多くの地域の方々に、心より御礼を申しあげます。




2016.02.01

2月になりました。 -1月の展覧会を振り返って-

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2016年もあっという間に1月が終わり、本日より2月がはじまります。
1月はいく、2月はにげる、3月はさる...なんて言われますが、たしかに
年が明けてから年度末まで、時間があっという間に過ぎていくように感じられますね。
だからこそ、心穏やかに、仕事に打ち込みたいと願っています。

昨年、2015年の12月27日より開催されていました
伝統の未来01|木工|針葉樹の可能性 の展覧会が
1月25日、無事に会期を閉じました。
大勢の方にご覧頂けた事、心より御礼申しあげます。
御寄せ頂いたたくさんの感想に、叱咤激励を頂いたように感じ
この企画に参加できたことを深く感謝しています。

企画監修の三谷龍二さんに2015年の夏に声をかけて頂いてから
冊子用の原稿を書いたり、制作するものを考えながら過ごしてきた半年間は
自分が地元の針葉樹であるカラマツ(唐松)材とどのように過ごしてきたかを振り返る、
また、これからどのようにこの木に寄り添うのが良いかを考える貴重な時間にもなりました。

古道具坂田の坂田さんが出品された杉の棚を前にすると
身の回りにある素材として杉を選び(あるいは育て)、
それを利用する術を身にまといながら
暮らしをつなげてきた日本の民の営みに対する憧れがより一層強くなり、
同時に、岩本忠美さん、川合優さんの作品に
共に針葉樹にとりくむ作り手として
次にすすむ新たな刺激を頂いたように思います。

改めまして、ご来場くださいましたみなさま、
監修をしてくださった三谷さま、事務局と会場のみなさま
出展者の坂田さま、岩本さま、川合さまに
心より御礼を申しあげます。


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日本デザインコミッティによる松屋のデザインギャラリー、デザインコレクションは学生時代からの憧れの場所でもありました。
その場所で、これまで自然な流れの中で打ち込んできた針葉樹の取り組みを展示して頂ける事に感動を覚えた初日。


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古道具の坂田さんが展示した杉の棚。枯れて素朴でなお魅力を増す木の風合い。
製材の歩留まりを思わせる板厚。最小限の加工と、実用に徹したうえにある設計の美。
これからもっと見習わなければならないところがたくさんあるように思えました。
古い物を同時に展示していただけたことに、この展示の大きな意味があるように感じました。



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今回の展示では、それぞれに棚を出品するという打ち合せが事前にありました。
おおまかな寸法が決められた上で、3人の作り手がそれぞれにヒノキ、スギ、カラマツで作った
棚は、材の個性、作り手の考え方が入り交じる面白さがあったように思います。

右が岩本さんのヒノキの棚、左が川合さんの杉の棚。


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会場には棚の他に、小さな木工品の展示がありました。写真はその一角。
指物、刳物、挽物、他にも様々な技術で針葉樹を物に活かす事を実現しています。
この工夫、技術が木に寄り添う為に必要な智恵なんだろうと感じました。

だからこそ、これからはもっと多くの作る手が求められると思います。


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展覧会にあわせて初めて作ったカラマツの鰹節削り。
カラマツ材の木口を削るのは難しく、ホゾも作りづらいため指物にはなかなかむかないのかと考えていたところ
良材であればそれも実現するということを実感はできました。
この後、カラマツを活かす為に有用なのかどうかを考えるとしても
その木目、特に木口の景色はやはり独特の風情に感じられます。



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ちらも展示にあわせて制作した丸箱。
普段はクロガキなど硬くしなやかな材で作り気密ある蓋を作るのですが
カラマツでそれは無理なので(夏に育つ部分が柔らかすぎるため)ある程度ゆるく、肉厚に
作らざるを得ません。けれど、それでも良い用途にとっては、作る意味が発するとも思えます。
工房で端材となっている小さな木片を「物」にかえるために慣れないロクロに挑戦していますが

カラマツの木口や年輪の美しさがあらわれるたびに、この木をみつめなおすきっかけになっています。



2015.12.21

「針葉樹の可能性」展、27日から松屋銀座にて。

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2015年を振り返ると、本当に様々な仕事をさせていただいた充実の1年間でした。同時に、いくつもの反省があるなかで、Facebookでの近況のご案内ばかりで、こちらのwebが全く更新できなかった事については、きちんと改めなくてはなりません。来年以降、またきちんとしたご案内がこちらでできるように致しますので、どうぞ宜しく御願いいたします。

早速ですが、今年の締めくくりとして、今週末日曜日、2015年12月27日から開催される展覧会に参加させて頂く事になりましたので、ご案内を申しあげます。



想い返すと、私が工房のある信州に最も多く育っているカラマツという木(針葉樹)を初めて加工したのは、いまから10年程前になります。当時は材は知人から試して欲しいと譲り受けるような状態で、県内のいろいろな産地や樹齢などでさまざまな印象を受ける材料で、その特性にふれる度に一喜一憂しながら「なにか作ってみる」というような状況でした。

周囲の反応は様々で、1度針葉樹家具が大きな流行となった1970年代にご苦労された方からは当時の苦労話や注意点を伺えたり、流通を期待する方からカラマツをつかう意義を教えて頂いたりと、僕自身が克服できるのか分からない難しさへの不安と、意義を感じられる新しい挑戦への興奮との入り交じった日々を過ごしていたように思います。

30代は、m4を立ち上げるなど自分自身の制作の環境や意識が大きく変化しましたが、特にカラマツへの取り組みは次第に愛情のようなものに変化して、いまではこの材を使う事がひとつのライフワークのようになっていることを楽しんでいます。家の仕事に飛び込んだ当時では想像もできなかった事ですが、意義のようなものに取り憑かれると突き進んでしまいたくなる、そんな自分の性分にぴったりはまっていたようにも感じられるからです。

余っているから使うのではなく、未来のために針葉樹をつかう文化を呼び戻したい。

そう考えるようになったこの数年、40という歳になって初めての展覧会の企画が、「針葉樹の可能性」だということに心から驚き、感謝しています。

古い寺社で使い込まれていた座卓、文化財となった学校に佇んでいた学習机、納屋の地面に積み重ねられた農家の木箱。見かけるたびにその魅力に惹き付けられ、針葉樹とともに過ごしてきた日本の生活に強く憧れながら、未来のために淡々とした日用品をつくりたいと日々取り組んでおります。

少ない点数ではありますが、約1ヶ月と長めの会期となります。ご高覧頂きます様、心より御願い申し上げます。


前田大作








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第720回デザインギャラリー1953企画展
伝統の未来|01|木工
針葉樹の可能性

会期:2015.12.27(日)〜2016.1.25(月)
会場:松屋銀座7F・デザインギャラリー1953(〒104-8130東京都中央区銀座3-6-1)
主催:日本デザインコミッティー >展覧会紹介記事
参加者: 1.桧|岩元忠美  2.杉|川合 優  3.古道具|坂田和寛  4.唐松|前田大作
展覧会企画:三谷龍二

樹木には、針葉樹と広葉樹があります。針葉樹は杉、ヒノキなど、広葉樹には楢、栗、桜などがありますが、日本の木材資源は今、針葉樹が余り、広葉樹は枯渇しつつあるというのが現状です。そうしたなか、扱いにくい針葉樹をあえて素材として選ぶ木工家の「仕事」や、杉材の魅力を語る古道具店主の「眼」を通して、新たな針葉樹の可能性を探りたいと思います。 (三谷龍二|展覧会DM案内より)

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