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4.制作風景・工房の日々

2011.07.11

和光での展覧会にむけて制作。

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10月末に、和光本館ホールにて開催予定の前田純一、大作親子展。
現在、工房では充実の制作時間を過ごしています。

前田大作は、栗材の食器棚を制作中。
2009年の和光並木ホールにて出品した「着物箪笥」に続き
指物の技術が現代の生活様式において実用的であり、そして
存在感のある物であることを願いながら過ごしています。

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栗材厨箪笥(仮)は、上段が引違戸、下段は合計14段の引出しにしています。
これまで工房の隅に整理しておいた、目の美しい栗を使いながら
この大きな作品の制作に取組んでいます。




[ 和光|前田純一・大作木工展 ]

2011.06.24

お客様の声・焼印のはいった、オリジナルカッティングボードの制作

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先日webよりご注文くださったお客様。
お話を伺うと、結婚された御友人へのプレゼントになさるとのこと。
さらに、お友達が「信州のものが良い」と自らリクエストしてくださったということで
たいへん光栄に思い、謹んで制作をいたしました。


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サプライズで大小2枚組にしたケヤキのカッティングボードには
焼き入れたイニシャルの文字。
和紙で包み発送すると、後日、嬉しいメールを頂戴しました。



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友人から感謝の言葉をもらいました。
木目が素直できれいで、色味もすてきでとても気に入ったそうです。
2枚入っていたので、だんな様とびっくりしたそうですが、
予想以上のかわいらしさ
とボリュームに嬉しいやら驚くやらと言っていました。

次の日にもう1回眺めてみて、大小2枚のボードが
夫婦にぴったりだとより深く思えてきたそうです。
大事に使いたいと言っていました。
サプライズと思って2枚注文したのは間違っていませんでした。
ご提案いただいてありがとうございました。

また、長野県在住の人が長野県の木を使って制作し
それをプレゼントしてくれたことに意味があるのだとも言っていました。
とにかく感謝の言葉でいっぱいでした。
遊びに行ったらどう使われているかを見させて
もらうつもりです。

大事な友人にこんなに喜んでもらえて、本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。


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作り手として、このように深い歓びを感じられる事。
心より感謝いたしております。





[ お客様の声 ]

2011.06.21

一枚板のカッティングボード。新作は長い!バゲット専用です。

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最近では毎月、ある程度の枚数をまとめて
作る機会の多い「一枚板のカッティングボード」ですが...

前田大作が長い一枚をつくりました。
フランスパン専用のカッティングボード!



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実用的に大活躍するカッティングボードですが、丁寧に作っているので、テーブルでそのまま使っても楽しいです。

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長いので、こんな風にジャムをのせてもオッケー。

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前田大作スペシャル仕様(!?)丸孔の内面も、小刀で仕上げています。


道具というのは、つかう方の使い方にあわせて、
ひとつひとつオリジナルメードするのが理想的。
それだけで、驚くほど楽しい毎日が訪れると思います。

7月30日にNHK文化センター松本教室において
カッティングボード作りのワークショップをさせていただきますが、
チーズ専用、ロールケーキ専用なんていう
楽しいカッティングボード作りのお手伝いができるといいな、と思っています。



2011.06.19

秋の親子展へむけて。材料の買付けにいってきました。

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木工家にとっても、材料の仕入というのは大切な仕事です。
1本1本が全て違う樹から、さらに1枚1枚、同じ物は決して存在しない板が製材される。
無限にある出会いを自分の制作、その先にある作品の姿に結びつける
本当に豊かで、緊張するひととき。

茅野の木工家、土岐さんにご紹介いただいた
名古屋の材木屋さんに行ってきました。

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若いときは材木屋さんに並んだ数々の材料を前に
どの板をどれくらい買ったら良いのか、分からずに途方にくれた事もありましたが
今では多少の経験と、明確な作品へのイメージが
少しは冷静に樹と対話できる時間をつくってくれている気がします。

それでも一番楽しいのは、
樹をみて、ふっと湧き出る、制作へのインスピレーション。
とつぜん降りてくるイメージは、
樹がこうなりたいとつぶやいている言葉が聞こえた時の産物かもしれません。



2011.06.16

松本市内の呉服屋さんから頂き物。鉄材の錆止めにつかう絹の端切れ。

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先日、なにかとお世話になっている
松本市内、本町商店街の村山人形店さまから御連絡をいただきました。
やはり同じ本町の呉服屋さん、「呉服のいけだや」さまから言付けがある、とのこと。

伺えば、絹の端切れがあるから、持って行きなよ、というありがたいお言葉。
私たちが家具制作に絹をつかっていることを
覚えていてくださって、集めてくださっていた事が
本当に有り難いことでした。

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開運堂さんで胡桃の粉を譲っていただいたり
伊那の養蚕農家さまから繭毛羽をいただいたり
地元の方たちと、しかもそれぞれの方たちの生業のなかででてくる
「端切れ」や「屑」というものを
うまくつかって家具作りをしていける事。

環境のこと、リサイクルのこと、
循環する仕組みが、日本のものづくりのなかに古来から根付いていた事に
改めて感動します。




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