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4.制作風景・工房の日々

2012.01.01

本年もどうぞ宜しくお願い申しあげます。



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杉材金彩食籠(高さ9センチ・前田大作・2011制作)

新年の御挨拶を申しあげます。
昨年中は多大なる御指導と御愛顧を賜りました事
心より御礼申しあげます。

本年、私どもは
初夏に銀座清月堂ギャラリーにて1年振りの「木彩会」に
夏には松本中町にて2年振りの「木の匠たち展」に参加する予定です。

5月にはNHK文化センターで二度目のカッティングボードワークショップの計画や
この1月からは家庭画報ショッピングサロンにてべべ箪笥の取扱もはじまります。


今年も精一杯の制作に取組みたいと思っております。
変わらぬ御指導、御鞭撻のほど何卒宜しくお願い申しあげます。







2011.12.31

本年も本当にありがとうございました。みなさまどうぞ良いお年をおむかえください。

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2011年12月31日。
卯年、平成23年の大晦日、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

前田木藝工房は
5人の前田純一の弟子たちも
11月に弟子入りした岸君をのこしてみな帰省をし、
前田純一は工房の模様替えをしながらまた来年の制作に備えています。


今年はいろいろな事がありました。

正月に「当て台」を削って仕事始めとし
家庭画報ショッピングサロンの着物箪笥制作や
工芸の五月のカッティングボードワークショップなど
新たな分野への挑戦を果たした春。

3月11日の大震災では
無力なわたしたちが、わたしたちなりに出来る事を真剣に考えながら
木でものを作る事の意義を改めて胸に刻みました。

夏以降は初めての前田純一、前田大作の親子展にむけて
エネルギーを集中し、ひたすらに制作に励んでおりました。

秋の終わりに展覧会を無事に結び、
気がつけばもう、今日の大晦日を迎えたというのが
この一年間の正直な感想です。



3月にはふたりの弟子が前田純一から巣立ちます。
私たちはまた気持ちを新たに、制作活動を続けたいと思っています。


どうぞみなさま
良いお年をおむかえくださいませ。

そして来年も前田木藝工房、アトリエm4を
どうぞ宜しくお願い申し上げます。








2011.12.28

工房に、本格的な冬が訪れています。

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天気図をみれば冷たい大気も
今日あたりからすこしずれてくれるみたいですが
標高1350メートルの工房は、すっかり冬の景色。
最高気温が氷点下の「真冬日」が数日続いています。

秋におちた樹々の葉が、雪に湿って凍って粉々になり
春になるとすぐに土に還るといういのを、これまで何度も見てきました。
自然の営みの瞬間瞬間が大きなサイクルの中に実感できるというのは
素敵なことだなと感じています。



2011.12.28

無垢材をしっかりと使う、キッチンの制作。

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栗材、杉材をつかってキッチンを制作しています。
年末年始と仕事を続け、来年納品をさせていただく予定です。

木材を扱っていると
常に自然素材である無垢木材の長所と短所にむきあうことになります。

無垢材はその雰囲気だけでなく
制作中も使用中も健康被害がきわめてすくなく
廃棄する時にも環境負荷が極めて少ない優良な素材。
さらに、適切に育成すれば繰り返し使用できる資源であり
育成中には大気を綺麗にしたり、土壌を保持したり水源を確保したり
考えてみれば、すばらしい素材です。

しかし天然素材であることの欠点、
均一ではないために量産に不向きであることや
反りや捻れなどの「動き」がありメンテナンスが必要なことが
無垢材を使用しない社会の流れをつくってきたと思います。

そのような流れの中で様々な工夫が随所でなされ
木材を薄く加工し、木目を互い違いに組み合わせて張り合わせた合板や
一度チップ状に粉砕して固めるパーチクルボード、MDFというものが発明されてきました。
これらは木を使いながらも木の最大の欠点である「動き」を解消する
画期的なもので、問題とされている接着剤のホルムアルデヒドも
最小限におさえられたものも流通するようになっています。

今回のキッチンでも
私は無垢材で制作できるところは全て無垢材で
構造上、またお客様の使い勝手の上で
やむをえない場合のみ低ホルムアルデヒドの合板などを使う制作をしています。

無垢の木材を扱う上で
きちんと対応しなければならない事はたくさんあります。
高気密高断熱の昨今の住宅事情なども
伝統的な家具を制作してきた我々作り手が対応しなければならない時代の流れであり
あたらしい素材、あたらしい技術も我々が必要に応じてとりいれて
結果として現代に生活する私たちの暮らしが気持ち良いものに、
木の良さが最大限に活かせる様に工夫をしていかなくてはならないのだと考えています。




[ わたしたちの考え方 ]

2011.12.20

欅材キーツリーの制作が終了しました。

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欅材のキーツリー。
和光の展覧会で参考出品したのですが
会場でおめにとめてくださる方が多くいくつか制作をいたしました。

欅を9角に仕上げた台座に
鉄、真鍮、銅、銀を鍛造して作ったツリーの部分を打ち込んでいます。
玄関先で鍵をかけたり、鏡の前でアクセサリーを飾ったりするのにも
便利かもしれません。

欅材キーツリー
サイズ:高さ約35センチ
素材:ケヤキ(木部)・銅、鉄、真鍮、銀(金属部)
価格:4万8千円(税別・stock:1)

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