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1.お知らせ / 4.制作風景・工房の日々

2011.05.17

北アルプス展望美術館(池田町立美術館)のエントランスカウンターを信州カラマツで制作しました。

IMG_6768.jpg

5月から制作を続けていた
北アルプス展望美術館(http://www.ikedamachi.net/bijutsukan/)の
エントランスホールカウンターを昨日無事に納品をさせて頂きました。

信州の美術館。北アルプスのすばらしい眺望の恵まれた美術館の
入口をはいった大きな空間に設置されるカウンターを依頼された時に
前田大作が始めに考えた事。

それは、地元特産の木材である
信州のカラマツをどのように使うか、ということでした。

地産の木であるから使う、というだけではなく
木に携わる作り手として、その木の長所と、短所をきちんと理解した上で
その材料でしか作れない、その材料を尊重した物作りをしたい。

そこからうまれたのは、
カラマツをふたつの側面から捉えるという発想でした。

カウンターの幕板部分には
植林されて20年〜40年程度の若い樹齢のカラマツをつかっています。
フシも多く、ネジレや反りもある若いカラマツ材ですが
欠点をうまく取り込みながら幕板に味わいのある景色を実現させました。

天板には樹齢の進んだ柾目のカラマツを使用。
赤みが強く増す、非常に美しいカラマツの柾目材。
敢えて薄く仕上げ、空間をもちながら折り曲げたシャープな造形は
幕板とのコントラストを織りなし、調和する事を狙っています。

木に触れ、物をつくる事。
日々制作をする上で、自然の恵みである木材には
いろいろな個性があります。

その個性としっかりと向き合い、物として世に送り出す事。
私たちがいつも胸に強く持つ想いです。

美術館に来場される折には、是非ご覧頂ければと思っています。



[ 信州カラマツ ]

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